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June 16, 2008

実は空調が付いています

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先日、グラーツで気温が35度を記録したという話を聞きました。また、ウィーンでもEURO2008が始まり、気温も30度までヒートアップしているとか 。今年の夏も、オーストリアは暑そうですね。

最近では、日本並みに暑いオーストリアですが、残念なことに、公共交通機関には空調がついていない車両が大多数です。地下鉄も、最新型をのぞけば、空調はもちろん、扇風機などの送風装置もなく、窓を内側に開いて外気を入れる方式です。地下鉄に空調がついていない訳ですから、路面電車は推して知るべし…だから、夏は本当に暑いですね

とくに窓の大きいULF(Ultra Low Floor)と呼ばれる低床式電車は、 暑くて大変そうです。そのためか、外部から空気を取り入れやすくするための工夫も見られます(後から追加された装備のようです)。

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この写真が、窓の上部に取り付けられた空気取り入れ口です。日本でもタクシーなどについているケースがありますね

さて、このULFですが、すでに二次車が登場しています。

二次車は2007年1月に、最初の車両が完成しました。外観は一次車とほとんど同じですが、内装が大きく代わっています。一次車では、座席がモケット張りでしたが、二次車では破壊行為を防止するため、防火仕様のプラスチックに変わっています。

最大のセールスポイントは、エアコンが装備された点でしょう。エアコンを搭載したため、駆動モーターを水冷式から空冷式に改めるなどして、軽量化が図られているそうです。ただ、エアコンとは言っても、実際には日本のものとは、違って、冷やすというよりは、余り暑くならない…という性格のものだと思います。

なお、このULFですが、2014年までに、年間15から20編成ずつ投入される計画になっており、2014年末には一次車とあわせて300編成の大所帯になるそうです(実にウィーン市電の三分の二を占めることになります)。

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今後、ULFの増備にあわせて2008年中ごろには、ほぼ全ての路線に投入できるようになるそうです。ただし、37系統と38系統については、当面、ULFが投入されないという報道もあります。どうも、車両基地の設備がULFに対応できないことが要因らしいのですが、詳細は不明です。という訳で、38系統をご利用のSさん、しばらくは古い電車でご勘弁ください

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Comments

U2 の新しい車輌に、空調付きました!
ヨーロッパ・サッカー選手権大会のためでしょうね。
試合の日はプラターあたりから、数台待たないと乗れないという情報を友人からもらいました。
U2 の各駅には、職員が数人立っていて、安全対策しています。
・・・もっとも、オーストリアはこれで退場ですけど(笑)
いや~、はかない夢だったわ (^O^)

Posted by: はっぱ | June 17, 2008 07:56

はっぱさん、お久しぶりです。

日本でも衛星放送などを中心にEURO2008の模様は中継されています。でも、オーストリアを応援するサッカーファンというのは、どれくらいいるのでしょうかね。

決勝戦まで、市内は騒々しいと思いますが、お気をつけてお過ごしくださいませ

今シーズンのオペラやオペレッタも、まもなく終わりですが、Feriは、9月分の チケット獲得をシコシコ進めております。それにしても、来シーズンの値上げは、ユーロ高とのダブルパンチ なので痛い

Posted by: Feri | June 17, 2008 08:47

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