« トラップ・ファミリーの邸宅がホテルに | Main | フォルクスオーパー日本公演 千秋楽 »

June 07, 2008

フォルクスオーパー日本公演「マルタ」

Img_4791_01

お待たせしました フォルクスオーパーの日本公演の「最後の演目」である「マルタ」を見てきました。Feriの予想通り、大変楽しく、かつ見事な舞台でした。

7日の出演者ですが、指揮は、「ボッカチオ」の2日目に登場したアンドレアス・シュラー、レディ・ハリエット・ダーラム(マルタ)役はジェニファー・オローリン、ナンシー役はダニエラ・シンドラム、トリスタン・ミクルフォード卿役はアイナー・Th.グートムントソン、ライオネル役はメルツァード・モンタゼーリ、プランケット役はラルス・ヴォルト、リッチモンドの判事役はライムント=マリア・ナティエスタでした。タイトルロールのジェニファー・オローリンは、今日だけの出演です。

ちなみにFeriは、2006年5月に現地で「マルタ」を見ていますが(その時の模様は2006年5月30日のブログに掲載しています)、その時の出演者はレディ・ハリエット・ダーラム(マルタ)役がAtexandra Reinprecht、ナンシー役はAndrea Bönig、トリスタン・ミクルフォード卿役がKlaus Kuttier、ライオネル役はIsmaei Jordi、プランケット役はMichait Schelomianski、リッチモンドの判事役はJosef Forstner(来日公演では6日と8日に同じ役で出演)でした。

また、指揮はE1lsabeth Attl(今回も来日している女性指揮者です)が務めていました。今回は、私が観た公演のメンバーはほとんど来日していないのが、ちょっと残念でした(とは、言ってもおなじみの歌手の皆さんですが…)。
2008_06_07_martha

現地では、20分の休憩を1回挟んで、2時間45分の上演時間ですが、「ボッカチオ」と異なり、日本公演も同じ時間でした 。と言うことで、舞台装置を含めて、演出は現地と同じでした。本当に舞台を見ていると、ウィーンで見ているような錯覚を覚えましたね。

「マルタ」は、リズミカルでテンポの良い曲が多いので、フォルクスオーパーのオーケストラにはぴったりの演目です。事実、今日は、良い音色 を出していました(Feriは4階で聴いていましたが…)。

歌手の皆さんですが、声量も含めて、比較的そろっていました。ご存じの方も多いと思いますが、「マルタ」は、ソリストの独唱よりも、二重唱、三重唱、四重唱が多いので、全体のバランスとチームワークがポイントです。その点、今日は安心して観ることができました。

その中でも、プランケット役のラルス・ヴォルトは、声量も十分で、良い味を出していましたね(カーテンコールでも、拍手が多かったですね )。逆にライオネル役のメルツァード・モンタゼーリは、ちょっと声量が足りないような感じを受けました。

タイトルロールの ジェニファー・オローリンについても、良く声が出ていて、名曲「夏の名残のバラ」(日本では「庭の千草」ですが)もなかなか聴かせるものがありました。ただ、コロラツゥーラは、余り得意ではないようで、ちょっと残念な場面もありましたが、重唱が良かったので、Feriとしては満足です。また、3日間出ずっぱりのナンシー役ダニエラ・シンドラムも、見事な演技と歌い振りでしたね。

ところで、「マルタ」では、日本人におなじみの「夏の名残のバラ」が2幕、3幕、4幕で歌われますが、日本語字幕に注目していたところ、2幕では「千草」という訳になっていました(4幕では「バラ」になっていました)。これは、日本人のメンタリティに対する配慮でしょう。

さて、今回は、エキストラとして日本人の子供さんが登場しています。まず、1幕でトリスタン卿からの花束をハリエットに届ける少女、そして3幕の「狩りの場面」で登場する 猟犬役で、それぞれ日本の子供さんが出ていました。きっと良い思い出になることでしょうね(最初、猟犬役はフォルクスオーパーのバレエメンバーかと思っていました)。
オペレッタに近い「コミック・オペラ」なので、フォルクスオーパーの実力を十二分に発揮した内容でした。きっと、フォルクスオーパーの実力を再認識したお客さまも多いことでしょう

|

« トラップ・ファミリーの邸宅がホテルに | Main | フォルクスオーパー日本公演 千秋楽 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« トラップ・ファミリーの邸宅がホテルに | Main | フォルクスオーパー日本公演 千秋楽 »