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July 08, 2008

トラックのデモ行進

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燃料代の高騰は、日本だけの問題ではありません。ウィーンにOPEC本部があるオーストリアでも、ガソリンやディーゼル燃料が高騰しています。

日本でも同じですが、仕事で自動車を使う人は、燃料代の高騰は死活問題です。7月7日(日本では七夕ですが)にウィーンのリンクで、燃料代の高騰に 抗議するトレーラー方式の大型トラックによるデモ行進が行われました。

写真のように、普段はリンクを走ることがないトレーラー方式の大型トラックが車線を占拠。クラクションを盛大に鳴らしながら、ブルクリンクからSPÖ本部までゆっくりと走っていました。

トレーラーの方は、白い車体に統一されており、車体にはスローガンが画かれていました。“燃料への税金を安くしろ”という訴えは、どこも同じですね。
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当然、路面電車の線路もトラックが占拠しているため、一般の車両はもちろん、路面電車の運行にも大きな影響が出ました。

月曜日の午前中というとんでもない時間のデモ行進ですが、そもそも市民の迷惑になるから抗議活動の効果があるのでしょう(しかし、逆に市民から反感がでないのでしょうかね )。

大型トラックによるデモ行進なので、事故があっては大変です。当然、警察のオートバイ(日本の白バイ)が誘導と先導をしていました。

でも、デモ行進の準備のため、ブルクリンクで待機中、トラックはエンジンをかけたまま。この巨大なトラック。アイドリング中でも結構燃料を使うと思うのですが、アイドリングストップ…という発想はないのでしょうかね。このあたりの詰めの甘さがオーストリア風でしょうか

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Comments

さて、この話にはオチがありました。
と言うのは、このデモ行進があった日、何と、オーストリアの内閣総辞職が発表されました

つまり、怒りを向ける矛先がなくなってしまった…という訳です。今週末まで、国会の会期期間中らしく、閉会後、内閣総辞職、議会解散となるようです。また、当日は日本では考えられない「お医者さんのデモ」もあったとか…(日本でやったら叩かれるでしょうねぇ)。

そういえば、オーストリアでは、マスコミが閣僚の通信簿を毎年この時期に発表する習慣があるそうです(ちょうど、学校の通信簿が生徒さんに渡される時期に合わせているとのこと)。

これも、今回は意味がなくなってしまいましたね。また、悪い評価をもらってしまった赤点閣僚も、いなくなってしまうわけですから、これ以上叩かれることはないでしょう。

Posted by: Feri | July 10, 2008 00:01

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