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August 05, 2008

すごい山岳道路

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今日は、 夏休み向きに山岳地帯を通る自動車道路 のお話です。
オーストリアでは、結構高い山でも普通に自動車が走ることができる道路が通っています。

Feriは、オペレッタがお休みの夏期は、ザルツブルク州やシュタイヤマルク州の田舎に行っていることが多いのですが、レンタカーを使っているので、山岳道路もドライブすることがあります。

実際、標高2000メートル近い場所まで自動車道路(多くは有料ですが)が整備されているのには驚かされます。さすが、山岳国家です。

さて、もっと驚くのは、道路構造です。山岳道路の場合、どうしても「九十九折り」になるのはわかるのですが、有料道路にもかかわらず、いわゆるガードレールが全くない区間が存在します。

冒頭の写真をご覧になればわかると思いますが、かなりの傾斜地を走っているにもかかわらず、ガードレールはありません。従って、万が一、ハンドル操作を誤った場合は、谷に一直線…ということになりかねません。

しかも、このような山岳道路は景色が良いため大型の 観光バスも通ります。もちろん、勾配が急ですから、登りの場合は、あまり速度は出ません。しかし、下りの場合は、注意しないと速度超過でカーブを曲がりきれず… という可能性も十分考えられます。恐らく、日本でしたら、事故があった場合、道路管理者側の責任が問われそうです

ちなみに、何故ガードレールがないのか…という理由ははっきりしませんが、オーストリアでは、夏の間、山の牧草地に 牛を放し飼いにしているところが、数多くあります。もしかすると、牛が道路を横切って移動する際、ガードレースが邪魔になるため、設置していないのかもしれません。

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実際、Feriも何度も牛が道路を横切っている場面に出くわしました(写真は、山岳道路沿いでのんびり草を食べる牛さん)。なお、牛が一定のエリア外に出ないよう、道路には仕掛けが設けているところもあります。これは、道路に金属製の「すのこ」を埋め込んだものですが、これがあると牛は通ることができないそうです(日本でも放牧が盛んな場所では見ることができます。ちなみに日本では、テキサスゲートという名称で呼ばれているようです。

という訳で、オーストリアの山岳道路をドライブする皆さまは、ガードレールがないことを前提に、安全運転でいきましょうね

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