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August 03, 2008

映画館の看板

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日本の 映画館は、シネマコンプレックスという複合映画館に変わりつつありますが、ウィーンでは、未だに単独の映画館が健在なようですね。ただし、ご多分にもれず、経営は厳しいようですが…

ところで、日本の映画館の特徴に、上映作品を紹介した「独特の看板」がありますね。映画館の入り口に掲出されている主演俳優さんや映画のワンシーンを描いた「例の絵」です。最近は、この手の看板を各業者さんや職人さんが減っているという話を以前聞いたことがありますが、日本における映画館の文化ですから、なくなるのは寂しいですね。

さて、ウィーンではどうか…と言うと、冒頭に掲載した写真のように「映画のタイトル」を文字だけで表示されるのが一般的なようです。もちろん、入り口には上映されている映画のポスターなどは掲出されているので、近くに行けば、何となく、どんな映画なのかはわかるようにはなっています(実際、お客さまは、どんな映画かを調べてから、来場するのでしょうけれども…)。

ちなみに写真は、ちょっと古いのですが、北野武監督作品「座頭市」をウィーン市内で上映していたときの様子です。ちゃんと「ZATOICHI」というタイトルの下に、「TAKESHI KITANO」と監督の名が出ています。このスタイルだと、看板の費用も安いでしょうから、映画館にとってはありがたいかもしれません

さて、先日、ドイツのミュンヘンに行ったとき、旧市街を歩いていたら、何と、日本と同じような雰囲気の映画館看板に出くわしました。映画名を表示したウィーンと同じスタイルの看板の上に、女優さんの絵を描いた看板が堂々と掛かっているではありませんか。これには、びっくり。西ドイツ時代から、ドイツには結構出かけているのですが、当時、この手の看板があったのかどうか、正直、余り印象がありません。

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もしかすると、最近、EU圏の拡大にともなって、移民が増えたために、文字だけだとイメージがつかめないため、絵の入った看板を掲出するよういなったのか…とも思いましたが、残念ながら、ことの経緯を確認するまでには至りませんでした。

でも、このミュンヘンの看板ですが、何となく日本の映画館に掛かっている看板と雰囲気が似ていると思いませんか?

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