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September 30, 2008

オーストリアの総選挙結果は…

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9月最後の話題は、オーストリアの総選挙結果です。

先日、大連立政権崩壊に伴う国民議会(下院、定数183)選挙戦の模様をちょっとだけお伝えしたオーストリアですが、28日に総選挙が行われ、極右2党が躍進し、議席の3割を獲得したそうです。

内務省が発表した暫定結果によると、中道左派のオーストリア社会民主党(SPÖ、改選前68議席から58議席)と、中道右派のオーストリア国民党(ÖVP、改選前66議席から50議席)が、ともに大きく議席を減らしました。

対照的に、極左の自由党(FPÖ)が35議席、自由党を離脱したハイダー氏が率いるオーストリア未来同盟((BZÖ、自由党の主要議員はこちらに移動したそうです)が21議席となり、2党合計で改選前から倍増したとのことです(議席の3割を獲得)。そういえば、選挙前のテレビで、ハイダー氏は絶好調でしたから、反応が良かったのでしょうね。

また、緑の党は2議席減の19議席だったそうです(冒頭の写真は、緑の党の選挙用看板です。議席数がわかるのでちょっと面白いですね)。

さて、一応、社会民主党(SPÖ)が第一党(下の写真は社会民主党本部、写真は党首さんですが、何となく選挙前から難しそうな顔をしていますねぇ)ですが、過半数を維持していませんので、どのような政権になるか、「オペレッタ国家」らしく、ひともめしそうです。

何しろ、前回も,新政権誕生までに、かなり時間がかかっていましたからねぇ(再三、大統領から,“早ようせい”とのお声が掛かったとか )。仮に、社会民主党と国民党の大連立という話になったら、選挙はいったい何だったのか…ということになりかねません。

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オーストリアでは、政権が決まらないとオペラなどの財政支援や劇場の人事も停滞しますから、気が気でない人も沢山いらっしゃると思います

最も、日本も、「総選挙近し…」と言われていますし、政治の世界ではゴタゴタ続きで、オーストリアのことを笑っている状況ではありませんね

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Comments

オーストリア国民党は選挙惨敗で、党首のモルタラーが辞任しました。(選挙後は辞任しない、と言っていたのに、昨日、突然の辞任・・・何か党内であったんだろうなぁ・・・)
黒+青の政権から、やっと赤+黒の連立になったのに、二大政党の赤と黒が、内輪もめで最悪だったという、実に情けない有様。
昨日も国民党内の政治討論をテレビでやっていましたが、分析も反省も何もなく、もう、悪いけど、呆れかえりました。
極端な政策を打ち出す青とオレンジは、極端だけに、確かにわかりやすくて、ウケが良いのですが。

こういう結果になったのにもかかわらず、マスコミのインタビューでは「残念・残念」の声ばかり。
「残念」と言いつつ、実は右派ではないか、という疑いも捨てきれず、その意味では、オーストリアも大いなる「建前と本音」の社会である事を痛感しています。

Posted by: はっぱ | September 30, 2008 21:49

はっぱさん、こんにちは。

オーストリアは選挙が終わりましたが、日本も政治の世界は「ゴタゴタ」続きで、これからどうなることやら…

Posted by: Feri | September 30, 2008 22:01

前回の選挙で、躍進したオーストリア未来同盟(BZÖ)党首のハイダー氏が、10月11日未明、知事を務めるケルテン州で、自動車事故により死亡したというニュースが入ってきました。

オーストリアでも何があるかわかりませんねぇ。

Posted by: Feri | October 12, 2008 07:55

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