« 速報 環状運転が2009年4月から復活!? | Main | 番外編 歌舞伎座解体が決まりましたが… »

October 21, 2008

新聞販売システムのヒミツ

Img_8178_01

たまたま新聞を見ていたら、日本では10月19日が「新聞配達の日」だそうです。こういう「記念日」もあるんですねぇ。知りませんでした。ちなみに、これは日本新聞協会が1974(昭和49)年に制定したそうです。なぜ、この日か…という理由ですが、「新聞週間」の中で覚えやすい20日だからだそうです(でも、覚えている人は、関係者以外いないような気がします )。なお、日本では、新分と言えば、宅配による購読が95%以上になるそうです。

さて、ウィーンでは、新聞は購読契約をしていると宅配をしてくれるようですが、日曜・祝日は宅配が休みになります。そこで登場するのが、写真の「街頭無人新聞スタンド」です。小さな料金箱がついており、この中に自分でお金を入れて、新聞を持っていくという仕組みです。

オーストリア以外の国から来た人は、この仕組みを見て、“お金を街頭にぶら下げておくなど、信じられない”という感想をもらしたとか… 確かに、少額とは言え、現金が簡単な箱に入っているわけですから、悪意を持って箱を工具で取り外して、持っていけば、小遣い稼ぎになるかもしれません。

ところが、道路標識のポールや電柱に仮設されている「無人新聞スタンド」ですが、常時設置されているわけではなく、宅配のない日だけに登場します。先日、どうやって運用しているのか、その一端を垣間見ることができました。

実は、「無人新聞スタンド」の設置と撤収を担当する会社があるようで、数人一組のチームで作業に当たっていました。まず、ワンボックスカーに「無人新聞スタンド」を積載し、該当地域に向かいます。

担当地区に到着すると、同乗しているスタッフが一斉に下車して、一気に「無人新聞スタンド」を「指定の場所」に取り付け、再びワンボックスカーに飛び乗り、次の現場へ向かうようです。

たまたま、作業を目撃したのですが、極めてスピーディーに作業を行っていたのが、印象的でした(余りの手際よさに怪しい集団かと勘違いしてしまいました )。本当は、この作業中の写真を撮りたかったのですが、あっけにとられているうちに、次のエリアに移動してしまいました

なお、前日なので、この時点では新聞は入っていません。当然、当日の早朝、今度は新聞をスタンドに補充するチームがいることでしょう(軟弱もののFeriは、新聞を入れる場面を目撃したことはありません)。

また、「無人新聞スタンド」の回収は、翌日(月曜日)などに行われているようで、料金箱に入っている現金も、その時に同じ回収されます(わざわざ、現金だけを回収する方がコストがかかるためでしょうね)。

ところで、宅配の方は従来、郵便局が配達代行をしていたようです(日本では当たり前の新聞専売店という制度は、日本独特なビジネスモデルなのでしょう)。そのため、宅配が遅く、出勤前に新聞を読むことができない…という話を聞いたことがあります。その後、民間の宅配会社に変更され、現在では、ウィーンなどでは早朝に届くようになっているようです。

余談ですが、オーストリアでは、購読契約をしている新聞を、別の場所に配達(郵送?)してくれる制度があるそうです。例えば、あらかじめ連絡をしておくと、ウィーンに住んでいる方が、ザルツカンマーグートにバカンスで出かけている時は、滞在先のホテルまで新聞を届けてくれるそうです。

さらに、ヨーロッパの別に国にいても、追加料金なしで届けてくれるとか…ちょっと日本では考えられませんね

|

« 速報 環状運転が2009年4月から復活!? | Main | 番外編 歌舞伎座解体が決まりましたが… »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 速報 環状運転が2009年4月から復活!? | Main | 番外編 歌舞伎座解体が決まりましたが… »