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December 22, 2008

フォルクスオーパーのクリスマスコンサート

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この時期、ウィーンではクリスマスコンサートが盛んに行われています。12月21日には、コンツェルトハウスで行われたガランチャも出演したクリスマスコンサートの模様がORFで放送されました(指揮はガランチャの旦那さん。これは本当です)。

さて、フォルクスオーパーのプログラムの中から、12月21日に「Weihnachts-konzert」なる演目を発見しました。もちろん、一夜限りのスペシャル・プログラムです。という訳で、物好きFeriは行ってきました。

なお、当日、国立歌劇場はバレエ「ジゼル」だったので、熱烈なバレエファンのお客さま以外は、こちらにいらっしゃった方が多かったようです(満席でした)。時々、コメントを頂くはっぱさんは、バレエ通のようですから、きっと「ジゼル」に行ったことでしょう(詳しくは彼女のブログを見ましょう)。

さて、当日のキャストですが、Daniela Fally、Elisabeth Flechl、Yannchen Hoffmann、Eva Kutrowatz、Renate Limortner、Eva Maria Riedl、Adrineh Simonian、Birgid Steinberger、Natalia Ushakova、Stesan Cerny、Lucio Golino、Otoniel Gonzaga、Carlo Hartmann、Kurt Hintermayr、Yasushi Hirano、Robert Meyer、Peter Minich、Alexander Pinderak、Sebastian Reinthaller、Daniel Schmutzhard、Jörg Schneider、Thomas Sigwald、Michael Tomaschek、Christoph Wagner-Trenkwitzなどなど。フォルクスオーパーのオペレッタに良く出演する歌手もいますし、あまり見かけない歌手もいます。

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本プログラムは19時開演、21時終演(休憩なし)という2時間なのですが、出演者が非常に多いのが特徴です。それもそのはず。歌手は、原則として、一人一曲(もしくは二曲)しか歌いませんでした coldsweats01

当初、オーケストラの伴奏によるクリスマス関係の曲や歌のコンサートだと予想していたのですが、全く異なりました。

オーソドックスな賛美歌から、クリスマスにまつわるフォルクスムジーク、ミュージカルのパロディ、少年少女合唱団によるコーラス、フォルクスオーパー合唱団によるコーラス、アメリカのクリスマスソング、管楽器や室内楽の演奏(こちらはフォルクスオーパー管弦楽団選抜メンバーです)、ロベルト・マイヤーによる朗読などなど、良い意味で、おもちゃ箱をひっくり返したような構成でした。

当然、飽きることはありません。また、子供向けのプログラムではなく、大人が楽しめるバラエティ豊かな内容でした。

なお、原則として歌に関しては、ピアノ伴奏でした(リサイタル風ですね)。Feriとしては、フルオーケストラをバックに歌って欲しかったところもあるのですが、今日はマチネで「ヘンゼルとグレーテル」を上演していますから、多くのオーケストラ・メンバーは「夜はお休み」…というところなのでしょう。残念 happy01 。なお、金管は当初、三階の客席から演奏していた。これにはびっくり。

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また、最後に重鎮Peter Minichを持ってきて、歌ってもらうところは、さすがフォルクスオーパーというところです(お年のせいもあり、マイクを使っていました)。当然、会場はブラファの大合唱となりました。

ところで、本公演で注目されるのは、久しぶりのフォルクスオーパー専属日本人歌手Yasushi Hiranoが登板したことでしょう(ソロで「Flucht nach Ägypten」を一曲歌っています)。本来のデビューは2009年2月に予定されているBenjamin Britten作曲の「Ein Sommernachtstraum」なのですが、本コンサートが初お目見えとなりました。

当面はオペラへの出演だけのようですが、今日の歌い方を見ていると、十分オペレッタもできそうな表現力を兼ね備えていました。今後が楽しみですね heart04

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Comments

フェリ・パーチさん、いつも最新のウィーン情報ありがとうございます。
今回のペーター・ミニッヒさんは見たかったですね、30年くらい昔の来日公演での素晴らしい演技と声を思い出しました。
それにしてもフェリさんは一年の半分以上ウィーンにいらっしゃるのでは?

Posted by: どてら親父 | December 23, 2008 at 11:11 PM

どてら親父さま、コメント、ありがとうございます。

Peter Minichさんですが、さすがに声量は衰えたとは言え、音程はしっかりしていましたね。そして、何より、地元の皆さんから、本当に愛されている歌手であることを改めて実感しました。

>ウィーン滞在
2008年は色々と事情もあって、頻繁に往来しておりましたが、来年は自粛かなぁ…と思っております think

Posted by: Feri | December 24, 2008 at 07:56 AM

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