« 「一枚のディスクに」 | Main | ザルツブルクで出会ったDC-3 »

December 08, 2008

「変わった橋」のお話

Img_7138_01

オーストリアの地方を巡ると、珍しい形の建物や橋を目にすることがあります。今日は、ザルツブルク州の田舎で発見した「変わった橋」をご紹介しましょう。

写真をご覧になればわかるように、「屋根がかかった橋」です。普通、この手の橋を「屋根付橋」(やねつきばし、Covered bridge)と呼ぶそうです。

写真の橋は、比較的細い川なのですが、川の中央に橋台があり、この部分が若干高くなっているようです。また、橋台の上が「展望台」のような構造になっている点も、面白いですね 。ちなみに、この川はシュタイヤマルク州へ向かって流れるムール川です。

なお、この橋は、歩行者(および自転車)専用です。デザインは古めかしいのですが、写真を見ておわかりのように、最近、建てられたものです。きっと、昔のデザインを参考にして設計されたものでしょう。

屋根が掛かっている理由ですが、Feriは冬期の雪対策だと思っていました。しかし、本来は、橋の構造材の劣化速度を遅くする目的で覆いをかけているそうです。

この「屋根付橋」は、世界的に広く存在しているようで、普通は、英読みのまま「カバードブリッジ」、あるいは「幌付き橋」と言うそうです。

そういえば、スイスには、これを大きくしたような橋が有名ですが、オーストリアではあまり見かけませんね。

また、アメリカにも映画「マディソン郡の橋」で有名になったように、「屋根付橋」がありますが、アメリカ版は、ヨーロッパの橋よりも趣がないような気がします。
下は、Feriが以前、アメリカに行った際、フィラデルフィア州ランカスター郡で目撃した屋根付橋です。友人に案内してもらったのですが、保存のためか、入り口の扉が閉まっており、通常は通行できないようでした。残念

Img_0530_01

なお、Feriは行ったことがないのですが、日本国内にも、愛媛県南予地方の喜多郡内子町、大洲市のうち旧喜多郡河辺村等に、趣のある木造の屋根付橋が現存しているそうです(一部は復元されたものだとか )。

|

« 「一枚のディスクに」 | Main | ザルツブルクで出会ったDC-3 »

Comments

The comments to this entry are closed.