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January 17, 2009

まもなく千秋楽、今シーズンの「マリッツア」

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さて、今日も引き続きオペレッタの話題です

フォルクスオーパーのオペレッタですが、最近は上演回数が少ない演目も出ていています。Feriが好きなカールマンの名作「伯爵令嬢マリッツア」も、その一つで2008/2009シーズンでは12月から1月にかけて4公演が上演されるだけです。うぅーん、寂しい

しかも、こういう兆候は次シーズンに取り上げられない可能性が高いので、懲りもせずに、もう一回、観てきました(見納めにならなければ良いのですが)。

キャストは12月とほぼ同じです。タイトルロールのマリッツア役がUlrike Steinsky(今シーズンは彼女だけ)、相手役のタシロ役がMichael Endeなので、前回と同じコンビでした。

リーサ役はMaria Kékkovács、シュテファン役はKároiy Pellerでしたら、この二人はダンスのコンビネーションが重要なので、コンビを固定しているようです。

ポプレスク侯爵役は前回のSándorNémethから、Josef Foresnerに変わっていました。ボツニア伯爵夫人役はHelga Papouschek、ペニチェク役はGerhard Ernst(こちらも、短い出演だが、役者さんなのでお芝居は上手)が、それぞれつとめていました。というわけで主要メンバーで12月と変わったのは、ポプレスク侯爵役ということになります。また、ちょっと面白かったのは、Berko役にはステージオーケストラメンバー(Mitglied des Bühnenorchesters)のHarald Huemerが起用されていました。

さて、12月と、ほぼ同じメンバーですから、安心して観ることができました。唯一変更となったポプレスク侯爵役ですが、Josef Forstnerも雰囲気はSándorNémethと似ており、逆に声はしっかりと出るタイプなので、存在感がありましたね。ただし、細かいお芝居などはSándorNémethの方が勝っているような気がしました(個人的な思い入れがあるかもしれません )。

とくに2幕のキャバレーシーンで唯一、ソロで歌う場面(ピエロの扮装で歌う)があるのですが、ここはハート型風船の取り扱いも含めて、SándorNémethの方が上だと思っています(SándorNémethの方が、いかにも田舎の“気の良いおじさん”といった雰囲気があるのですよね)。

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また、リーサ役Maria Kékkovácsとシュテファン役Károiy Pellerのコンビネーション・ダンス(特に2幕)ですが、本当に、歌いながら、よくあれだけ激しいダンスを行うことができるものです。このコンビを観ていると、在りし日のブダペスト・オペレッタ劇場に思いをはせてしまいますね
ブダペスト・オペレッタ劇場のダンスは、とにかく決まっていましたからねぇ…

ところで、今回は、オーケストラピットで新しい発見がありました。実は、木琴奏者は鉄琴も兼ねている上に、2幕だけで使うコンガの演奏、シンバル(一部)も担当していた。まぁ、お忙しいこと。その都度、楽器の場所を変えながら演奏していましたね。また、トランペットもミュートを使う場面が多いので、結構、組み合わせの変更が頻繁に行われていました。

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こういった「肩の凝らない、楽しいオペレッタ」が、来シーズンも上演されることを祈っています。なぜか、Feriの場合、この手のオペレッタを観ると、単純ですから、活力が出るんですよねぇ
ちなみに、今シーズンの千秋楽は1月19日です。もし、チャンスがあったら、ぜひ、ご覧ください

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