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February 26, 2009

オーストリアの銀行も色々

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今日は オーストリアの銀行」にまつわるお話です。

ご多分に漏れず、オーストリアの銀行も大変な状況になっており、公的資金の投入なども行われているようです。この関係でしょうか、ウィーン市内でも閉鎖や統合される支店も増えています。

ところで、日本では、インターネット専用銀行は別にすれば、必ず預金通帳が存在し、定期的に記帳をするように銀行側から案内されますよね。

ご存じの方も多いと思いますが、こちらの銀行には、いわゆる預金通帳はありません。その代わりと言っては何ですが、取引記録が機械で印字されるようになっています

使い方は簡単で、銀行の支店にある取引記録発行機にキャッシュカードを挿入すると、自動的にプリントアウトされるようになっています。

銀行によって若干仕組みが違うようで、取引が全くない場合は、画面上にその旨が表示され、記録がプリントアウトされないところもあります。一方、取引がない場合でも、口座残高の記録がプリントアウトされるところもあるようです。ちなみにサイズは、どこの銀行も同じようで、左側にファイリング用の穴(二穴)が空いており、自分でファイルに綴じて保管する仕組みです。

日本のように通帳を持ち歩かなくても、キャッシュカードさえ持っていれば、どこの支店でも取引記録を発行できますから、ある意味、便利かもしれません。ただ、逆に記録が散逸するという恐れがありますが…当然、「通帳の繰越」も必要ありませんね(日本のATMは高機能化されていますので、預金通帳の繰越もできますが、その分、コストがかかっていることでそう)。

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また、ある銀行では、自分の口座に振り込みがあると、何と取引記録を印刷する際、相手の振込依頼書のハードコピー(縮小版ですが)が印字されます。日本では、通常、通帳に送金してきた相手先の名前などが出るだけですが、「依頼書の原本」がでくるという話には驚きました 。まぁ、これならば間違いありませんが(これは、すべての銀行が行っているサービスではありません)。

ところで、こちらの銀行で、一つ注意が必要なことは、いわゆる「口座維持手数料」を定期的に(3ヶ月に1回)引き落とされるということです。金額は銀行によって若干違うようですが、意外とまとまった金額なので、取引記録を見ると、びっくりします。一説によると、この口座維持手数料の中には国に納付する「税金」が含まれているようです(しっかり、こういうところからも税金を徴収しているのですね)。

このほかにも、振込手続きをしても、指定の口座に振り込まれるまでに時間がかかるケースもあるという話を聴きました。そのため、早めに手続きをしておかないと、指定日に間に合わない というケースもあるとか。もっとも、これはデメリットばかりではありません。日本で問題になっている「振り込め詐欺」には有効な対策かもしれません。何しろ、振込手続きをしても、数日間は相手の口座に入らない訳ですから、詐欺師も現金を引き出すことができませんからね。

この他、解約の際にも、高額な解約手数料が請求されます 。では、仮に解約の際、口座に解約手数料分の預金がなかったらどうなるのでしょうか? Feriは経験がありませんが、どうやらその場で「追加の支払い」をすることになるそうです。信じられませんねぇ

実際、こちらに住んでいる方に伺ったところ、口座開設時には解約手数料の件などは、ほとんど説明されないそうです。で、実際、解約しようと思って支店に赴くと、行員さんから高額な手数料を請求される…という仕組みになっているとか。日本でしたら、間違いなく金融庁から“説明不足である旨”の指導が入りそうです。まぁ、ところ変われば…ですからねぇ

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