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February 02, 2009

こっそり・ひっそり営業中のホイリゲを訪ねて…

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今日は、酒飲みの天国 ホイリゲの話題」をお伝えしましょう。普通、ウィーンのホイリゲというと路面電車38系統の終点グリンツィングを思い浮かべる方が多いと思います。

Feriも、以前はよく行っていました。ただ、グリンツィングは有名なこともあって、気をつけないと観光シーズンには団体さんが大挙して押しかけてきて、結構、騒がしいこともあります。

そんな有名なグリンツィングですが、最近では廃業したホイリゲもあるという話を聴きました。色々と大変なようです。

昨年、ウィーン在住の○○○さんと郊外を ドライブして市内へ戻る途中、“そういえば、この先にホイリゲ街があるのをFeriさん、知っていますか?”という話になりました。

ご案内いただいた方向を見ると、幹線道路沿いには、近代的なアパート群が立ち並び、とてもホイリゲがあるような雰囲気の場所ではありません。私も“えーっ、こんなところにホイリゲがあるのですか?”とたずねてしまったほどです。その日は、時間がなかったこともあり、場所だけチェックしておきました。

さて、後日、たまたま別件で近くまで来たので、その「ホイリゲ街」を のぞいてみることにしました。

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大通りから細い通りを奥に入っていくのですが、周りは普通の民家(戸建て)が並んでおり、最初は“こんなところに本当にホイリゲがあるのだろうか”と思っていましたが、5分ほど歩くと、玄関先に「松の枝」を下げた家が見えてきました。日中で、ドアが閉まっているため、単なる「大きな家」といった感じです。さらに奥へ歩いていくと、街の中心部に出ました。中心部と言っても、商店街がある訳ではないのですが、ベッカライや数件のホイリゲが軒を連ねています。

さすがに平日の昼間だけあって、営業している店はほとんどありません 。しかし、何件かは門を開けて、電気をつけています。どうやら地元の皆さまの ランチ向けに営業しているお店があるようです。

昼食をとっていなかったので、その中の一件に入って見ることにしました。昔は、中が見えない飲食店に入るのは躊躇したこともあるのですが、最近は図々しくなってしまい一人でもとりあえず平気で入ってしまいます。

さて、店内に入ったところ、女性が二人、入り口近くのテーブルでお食事中でした。12時30分というのに奥には、他のお客さまはゼロ。“グリュス・ゴッド!”と挨拶をして、奥のテーブルに掛けると、何と食事をしていたご年配の女性が、やってくるではないですか。

この店の女将さんのようです。さっそく白ワインとシュパイゼカルテ(メニューですね)をお願いしたら、“食事はあそこでね”といって入り口のカウンターを指さしました。ご存知の方も多いと思いますが、ウィーンの伝統的ホイリゲでは、食事はビュフェスタイルになっており、お客さまが、そこまで行ってショーケースの中から好きなお料理を選ぶ仕組みです。

ただ、さすがに平日の日中に営業しているホイリゲでは、ムダが発生するため、食事は定食スタイルを採用しているところが増えています。が、ここは伝統のビュフェスタイルでした。いぁー、「こだわりのホイリゲ」ですねぇ。また、お店も古き良き時代の雰囲気を残しており、Feri好みの造りです。

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さっそくビュフェに行くと、何と調理担当は、先ほど女将さんの向かいに座っていた若い女性でした 。という訳で、実はFeriが来るまではお客さまゼロだったのですよ

で、ショーウィンドウをのぞくと、各種サラダやオードブル系も含めて、意外と豊富なお料理の数々。昼間から、こんなに豊富な品揃えをして大丈夫なのでしょうかねぇ(それとも、夕方からも、使うのかな)。その中から適当な料理をオーダーし、ここでお会計を済ませて、席へ戻りました。ちょうど、Feriが食事中に地元のおじさん二人組(お仕事中 )がやってきて、カウンターで女将さんと話をしながら、何やら一杯飲んですぐに出ていきました(おいおい、仕事中に呑んでいるのかいな )。何しろ、ホイリゲが「貸切状態」ですから、これ以上の贅沢はありません。結局、別銘柄の白ワインをもう一杯飲んでしまいました

ワインをのんびり楽しんでいるところに、若いカップルが入ってきました。このカップル、どう見ても観光客という雰囲気ではなかったですね。食事が終わった女将さんですが、その後、テーブルに予約カードを張り出していました。夕方からは結構、混み合うのでしょうね

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それにしても、地元の皆さまが中心のホイリゲは、「ワインのお値段が安い」のが、たまりません。1/8リットルで、1.9ユーロですからねぇ。カフェよりも安い()のですから、ワイン好きにはたまりませんねぇ。本当は夜の方が、地元の皆さんが大挙して押し寄せてきて、賑やかでホイリゲらしくなるのでしょうが、夜はオペレッタやオペラがあるので、なかなか行くことができないのが、頭の痛いところです。

さて、この「地元民御用達のホイリゲ」は、どこにあるのか 。これは、ご自分で探した方が楽しいですよ。実は、ここだけではなく、同じように地元民が中心のホイリゲというのは、ウィーン近郊に結構あります 。ヒントは「路面電車の終点」です。

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Comments

私もホイリゲ大好きです!
グリンツィングだけでもたくさんありますね。
ツアーやガイドブックだと、本当に限られたお店に
なってしまうのは仕方がないと思います。
そこで最近、色々な方のブログを参考にさせていただいています。
本当に地元の方々がワインだけ楽しんでいたり、
家族の誕生日を祝っていたり、
散歩途中にお茶とケーキで一息いれていたり。
Cafeとはまた違った雰囲気ですね。
残念ながら、日本にはないですよね~。
さあ、次回の旅の為にFeriさんのいかれたホイリゲ探ししてみましょう

Posted by: necchi | February 02, 2009 23:46

necchiさま、コメント、ありがとうございます。

そうそう、地元の皆さんはホイリゲでお祝い事関連のパーティとかやっていますね 。私も以前別の場所にあるホイリゲで、その手のパーティと出会ったことがあります。

日曜日の午後あたりに多いようですね。皆さん、ワインを飲みながら和気あいあいと楽しそうにお話をしていました。レストランよりも、気軽にできるのかもしれません。

まだまだ、穴場はたくさんあるようなので、私も探してみたいと思っています。

Posted by: Feri | February 03, 2009 08:17

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