番外編 ハンブルク・オペレッタハウス
地下鉄ザンクト・パウリ(St.Pauli)が最寄り駅なので、ここまでU3で行きました。しかし、この付近は、確かに怪しげなお店が多く、日本の新宿・歌舞伎町を連想させるような雰囲気です 。
道路を歩いていて、最初に見つけたのは、何と写真ような「看板」です 。さすがのFeriも、まさかヨーロッパで、このようなヒストグラムを見るとは思いませんでした(アメリカでは「拳銃の持ち込み禁止」というヒストグラムはよく見かけますが…)。拳銃に加えて、ナイフ、護身用スプレー、バットなどの所持が禁止されているようです。また、治安維持のため監視カメラが多数設置されているようです。
余談ですが、今でも日本の殿方は、ハンブルクへ来るとReeperbahn周辺へ繰り出すのでしょうかねぇ。
持参した地図がおおざっぱだったので、ちょっと探すのに手こずりましたが、実は広い通りに面した場所にあり、オペレッタハウスには夜でも安心して行くことができそうです。
劇場は冒頭の写真のような近代的な建物で、現在は、TUIというドイツの大手旅行会社が経営しているようです(そのため、正式な劇場名はTUI Operettenhaus Hamburgとなっています)。
平日の昼間ですから、チケットオフィスしか開いていないので、ロビーまでしか入ることができませんでした。やはりドイツの劇場らしく、ロビーには巨大なバーカウンターが設置されていました。きっと、夜は賑わうのでしょうね。実際の公演を観たわけではないので、劇場の構造はわからなかったのが残念です。
さて、肝心の上演演目なのですが、現在は、劇場名とは裏腹にミュージカルだけが上演されています。しかも、一つのミュージカルを一定期間上演する方式のようで、Feriが訪ねた時は、「Ich war noch niemals in new york」というブロードウェイミュージカルが上演されていました。歓楽街にブロードウェイミュージカル、何となく似合う雰囲気ではありますが…
ちなみにチケットのお値段ですが、週末は49ユーロ~120ユーロ、平日が39ユーロ~79ユーロとなっていました。週末料金を設けているところが、面白いですね。
恐らくかつてはオペレッタを専門に上演していたのでしょうが、これも「時代の流れ」と言えそうです。Feriとしては、ドレスデン・オペレッタ劇場を連想していたのですが、ものの見事に「ハズレ」になってしまいました 。
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