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March 01, 2009

リッチな巨大キャンピングカー

Img_9325b

3月になりましたが、オーストリアは、「寒い冬」が続いているようです。さて、3月最初の話題は、 夏休みに大活躍する「キャンピングカーのお話」です。

ヨーロッパでは、陸続きになっていることもあり、キャンピングカーを使ったオートキャンプが盛んですね。実際、ザルツカンマーグートなどの風光明媚な場所へ行くと、立派なオートキャンプ場が設置されています。ドイツなどでは、もともと夏期休暇が1ヶ月もあるので、その間、オートキャンプ場を「基地」にして、周辺に出かける人が多いようです。当然、自転車は必需品です。

ヨーロッパのオートキャンプで一般的に多いスタイルは、トレーラー方式のキャンピングカーでしょう。これを自家用車で牽引する訳です。これでしたら、キャンピングカーを使わない時は、トレーラーだけを切り離して、保管することができますからね。

このほか、最近多くなってきたのが、ワンボックスタイプのキャンピングカーです。要するに専用車両ですね。日本でもオートキャンプ専用車両はありますが、こちらの車両は車体が大きいのが特徴です。最も利用する「人」が大きいですから、小型のキャンピングカーでは、使い勝手が悪いでしょうからね。

さて、一昨年の夏、ノイジードラーゼーに面したルストの駐車場で発見したのが、写真のようなキャンピングカーです。とにかくデカイ。車体も大型なのですが、それ以上に足回りががっしりしています。

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後日、写真を分析したところ車体に「KLEDO GRAZ」という文字が書かれていました。恐らくキャンピングカーのメーカーだろうと思いWebサイトでサーチしたところ、一発で見つかりました(http://www.kledo.at/)。

かなり規模が大きいキャンピングカーのメーカーさんらしく、複数のブランドを展開しているようです。実際、オーストリアで見る多くのキャンピングカーが、ここの製品のようですね

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今回、ご紹介した写真のキャンピングカーですが、あいにく運転席側から撮影できなかったため、謎の部分が多いのが残念です 。ただし、KLEDO社のWebサイトを見ても掲載されておらず、特殊仕様車のようです。いずれにしても、このサイズでしたら、内部も非常にゆったりとしていることでしょう。一般的にキャンピングカーのメーカーは、トレーラータイプを別にすると、既存の自動車を改造して製造します(シャーシーは流用する訳ですね)。そのため、この写真のようなワンボックスタイプの場合、ベースになる車両が必要です。

当初、ベースになった車両はウニモグあたりではないかと思っていたのですが、その後、写真をよく見たところ、下回りには「IVECO」の文字を発見しました。IVECO(イヴェコ)社は、フィアットが中心となってヨーロッパのトラックメーカーが合併して1975年に誕生した企業グループです(同社のWebサイトは、こちらから)。トラックなどの商用車や、産業用車両、鉄道車両などの運輸機械のほか、車両・船舶・産業用ディーゼルエンジンを製造しており、ヨーロッパのほか、中国、インド、ロシア、トルコ、オーストラリア、アルゼンチン、ブラジル、南アフリカなどに100を超える工場を持っているそうです(多国籍企業ですね )。

ちなみに、日本ではイヴェコ・マギルス(ドイツ)の消防自動車が活躍しています。下回りが専門メーカーのトラックですから、がっしりしているはずです。また、丈夫そうなタイヤをはいていますから、もしかすと不整地を走行することを想定しているのかもしれません。この仕様でしたら、オーストリアどころか、アフリカの砂漠あたりでも使えそうな気がします。それにしても、お高いのでしょうねぇ

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