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March 22, 2009

「ワインの里」を訪ねて

Vinatrium

日本では、3月20日から22日まで三連休の人も多かったようです。という訳で、三連休の最終日、お休み向きの話題です。

オーストリアには、実はワインの産地がたくさんありますが、ウィーン近郊も良い wine ワインを生産する場所がありますね(実際にはワイン醸造に適したブドウ栽培地があるということですが… coldsweats01 )。

先日、ウィーン在住のYさんのご案内で、ブルゲンランドDeutschkreutzという町に出かけました。町の紋章からしてワイン印、ではありませんでした「ワイン用ブドウ」が描かれていることからわかるように、Deutschkreutz周辺には良い赤ワインの生産者が多数存在するのです。

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普通、ワイン産地を訪れて、ワインのテイスティングを行うには、ワイン生産者を回って行うのが一般的です。これは、これで楽しいのですが、ワイン産地には、日本と異なり、小規模なワイン生産者は多数存在するため、多くの生産者を回るには時間がかかります。

ところが、DeutschkreutzにはVINATRIUMというユニークな施設があります。この施設には、周辺のワイン生産者が醸造した wine ワインが大量に展示・販売されているのです。単にワインを展示・販売しているだけでは「普通の酒屋ではないか」…と思う方も多いでしょう。

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実は、この施設のユニークな点は、「有料でテイスティングができること」なのです。さすがに展示・販売している全てのワインがテイスティングの対象ではありませんが、かなりの種類(ただし、赤ワインのみですが)を試することができます。

ユニークなのは、ここのテイスティング・システムです。まず、入り口にあるカウンターで、係員に料金を払うとワイングラスが手渡されます(お一人様13ユーロ、なおワンショットの有料テイスティングも可能です)。

このワイングラスを持って、地下にあるワインセラーへ向かいます。ワインセラーですから、壁側にはラックがあり、ワイン生産者ごとに大量のワインが並べられています。で、中央の樽の上に並べられているのが、テイスティング用のワインです。後は、セルフサービスで、心ゆくまでワインのテイスティングを楽しむことができます。そう、テイスティングとは言え、事実上の「wine 赤ワイン飲み放題」なのですよ happy01

しかも、さすがにワイン産地、口直し用のミネラルヴァッサーやブロートも提供されます。さらに、飲み残しを空けるための容器も準備されているという念の入れようです。Feriは普通、白ワイン中心なので、あまりオーストリアの赤ワインには馴染みがありません。

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しかし、VINATRIUMで多種多様な赤ワインを飲んでみると、味覚や香りの違いに驚かされました。同じ産地でも、これだけ違うのにはびっくりしました。オーストリアの皆さんは、テイスティングをして気に入ったワインをラックから取り出して、地上のカウンターで精算するようになっています。もちろん、テイスティングせずに、お気に入りのワインだけを指名買いするお客さまも多数いらっしゃいました。

ここの良いところは、複数の生産者のワインを少量購入できることでしょうね。全部バラバラで6本買っても良いわけですから…しかも、事実上の産地直送なので、ウィーン市内で購入するよりもお安いのです lovely 。Feriも気に入ったワインを買って帰りたかったのですが、如何せん、今は機内持ち込みができないので、トランクに入れて運ぶしか方法がありません。今回、友人から頼まれた品物で、トランク内の空きスペースは「予約済み」だったため、断念しました coldsweats01

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いぁー、ワイン好きにはたまらない「ワインの里」ですねぇ。ただ、唯一の難点は公共交通機関で訪れるには難があると言うことでしょうか。そう、自動車で行くのが一番便利なのですよ。ということは、複数で行った場合、ドライバーさんはテイスティングできませんから、ちょっと申し訳ないですね。

なお、ウィーンから行く場合、地図にあるようにハンガリーを経由した方が、遙かに早く到着します。ハンガリーも今はシンゲン条約に加盟したため、オーストリアから入る場合、税関やパスポートのチェックはありません。オーストリアに囲まれたショプロンもなかなか渋い街なので、途中で寄ることもできます。

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休日の car ドライブには絶好なロケーションと言えるでしょう confident

なお、VINATRIUMの詳細な情報はWebサイトからどうぞ。

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