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March 19, 2009

番外編 「日本の臭い」

Skyward_2009_03

先日、JALグループの機内誌「スカイワード 3月号」を見ていたら、おもしろ記事を見つけました。

実は、Feriが毎号楽しみにしているエッセイが浅田次郎氏の「つばさよ つばさ」です。浅田次郎氏の体験に基づくエッセイですが、ウィットに富んだ文章で、ファンも多いようです(ちなみに今回で73回目です)。
さて、3月号のタイトルは「日本の臭い」でした

その内容ですが、浅田氏がオーストリアから来日した知人を築地市場に案内したときのエピソードの紹介から始まっていました(その時、同氏は“築地は日本の代表的なマルシェだ”といって連れていったそうです)。その知人から、矢継ぎ早に質問が出て、築地市場が、外国旅行者の大きな観光スポットになる予感がしたという話が紹介されています。

さて、興味深い内容は、実は、その後に紹介されている話で、オーストリアから来た知人が、築地を案内した晩、“日本人は 魚臭いね ”と言ったというのです。

それも冗談ではなく、真顔で“成田空港に到着したとたん、そこは生臭い。あれは間違いなく魚の臭いだ”と説明したそうです。浅田氏は、「嗅覚はじきに慣れてしまうので、とっさにそうと感じるのは空港だろう」と分析しています。

浅田氏も、「日本人は魚臭い」という話はショックだったようで、その後、旅先で話題にしたそうです。その結果、同氏は「魚臭いというよりは、むしろ醤油や味噌といった発酵食品の臭気を、多くの外国人が感ずるらしい。魚と、それにまつわる調味料の臭い、と言うべきであろうか」という結論に達したそうです。

ところで、他のオーストリア人は、日本に来たとき、どのような臭いを感じるのでしょうか。これも知りたいところです。もっとも、ウィーンフィルのメンバーなどは、来日回数が多いですから、臭いの件は、気にならなくなっているかもしれません。はやり「初来日のオーストリア人」にたずねるのが一番でしょうか

この「臭い」のエッセイを読んで思い出したことがあります。その昔、たまたま知り合いになったイタリア人の自宅を訪問したことがあります。その時、私たちが、たまたま持っていた「柿の種」を出して、試食を進めたところ、イタリア人ご家族の反応は「臭いがきつい」(醤油の臭いのようです)というものでした。やはり、ヨーロッパの人には、日本で流通している醤油や味噌の臭いは、抵抗があるのかもしれません。

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さて、ウィーンの窓口、シュヴェヒャート空港に到着したとき、どんな臭いがするのだろうか…と振り返ってみたのですが、Feriは今ひとつ思い出せません。旧市内を歩くと、馬の○○○の臭いが気になる日本人は多いかもしれませんが、空港で最初に感じる臭いは、何でしょうか。

当ブログをご覧になっている皆さまが感じた「ウィーンの臭い」についてのお話を、コメントとしてお寄せいただければ幸いです

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