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April 20, 2009

番外編 森野由みさんのコンサート(神戸編)

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当ブログでも、何回かご紹介したウィーン在住のソプラノ歌手、森野由みさんのコンサートが、4月19日に神戸で行われました notes

なぜか、東京には顔を出さなかったFeriですが、神戸のコンサートを観てきましたので、その模様をご紹介しましょう happy01

会場は、神戸医師会会館という「お堅い場所」なのですが、その中に「市民ホール」という公共施設があります。そこで、開催されました。当然、Feriも初めてです。

いわゆる音楽専用の施設ではありませんので、当初はあまり期待していなかったのですが、意外と立派なホールでした。ただ、多目的ホールなので、舞台にスポット照明がないのがちょっと残念でしたね。なお、ピアノ伴奏はいつもペアを組んでいる志茂貴子さんでした。

神戸では、志茂さんが司会もかねており、八面六臂のご活躍でした(本来、お話は仕事のうちではないのでしょうが、ウィットに富んでおり、お上手でしたね note )。

また、この会場は比較的収容人数が少ないため、19日は午前、午後の2回にわたってコンサートが開催されました。その関係で、1回あたりの公演時間が、途中10分間の休憩を挟んで1時間30分というものでした。Feriは「午後の部」を観ましたが、年齢層も比較的広かったように感じました。

演目ですが、前半は春にちなんだ歌が披露されました。最初は日本の唱歌でした。普通、クラシックの歌手の方が日本の唱歌を歌うと、変な癖があってちょっと抵抗があるのですが、森野さんの場合、意図的に高音を押さえて歌っていたため、非常に良い感じでしたね。その後は、ヨーロッパやオーストリアの春にまつわる歌が披露されました。ドイツ語ものになると、ソプラノ歌手の本領を発揮して、見事な歌いぶりでした。

とくにロベルト・シュトルツの「プラターにふたたび花が咲き」は良かったですねぇ。後半は、「愛の歌」でまとめられていました。春だから、恋の季節…という訳です。女性ならではのプログラム構成でした heart02

いわゆるクラシックの固い曲ばかりではなく、皆さんが知っているような曲を選んでいたのも特徴でしょう。ちなみに、公演終了後、森野さんに、このような小規模なコンサートの趣旨を伺ったところ、「日本におけるクラシックファンの拡大につなげたい」という意図だそうです。

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日本では、まだまだクラシック音楽の敷居が高く、いきなり大ホールの音楽会(オペラなどを含む)に足を運んでもらうのは、大変です。また、初心者の方にフルバージョンはやはりハードルが高いでしょう(逆に嫌いになってしまう方もいるかもしれません happy02 )。

そこで、お互いに顔が見える小規模なコンサートを通じて、「生の歌や演奏はいいね」という感覚を味わってもらい、規模の大きなコンサートへ足を運ぶきっかけになれば…とのお考えから、「手作りのサロンコンサート」を開催されているようです。そのような意図から、都合がつけばお菓子や cafe [E:wine ]お飲み物を提供しているそうです(今回は会場の都合で実現できませんでしたが…coldsweats01)。

考えて見れば、Feriがオペレッタにはまるきっかけになったのは、夏にオーストリアの田舎で行われていたフェストのフォルクスムジークでしたからね coldsweats01 。それを何度も聴いているうちに、音楽文化に関心が深まってきたので、プロフェッショナルによるウィーン情緒が味わえるコンサートというのは、良いかもしれません。

今後も、来日の際には計画されているようなので、チャンスがあったら当ブログでもご紹介しましょう heart04

なお、次回は6月にKAY合唱団の定期演奏会にゲストとして登場します。曲目は森野さんお得意のドイツリートで、ヨハネス・ブラームス作曲「ドイツ・レクイエム」作品45だそうです。6月27日に東京芸術劇場(池袋)大ホールで開催されます。

詳しくはKAY合唱団のWebサイトをご覧ください。

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