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May 07, 2009

こちらの「フィデリオ」拝見

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今日は国立歌劇場の「オペラの話題」です。

昨年の来日公演で上演されたベートーベンのオペラ「フィデリオ」を一度、ウィーンで観てみたいと思っていました。

たまたまスケジュールが合ったので、先日、観ることができました。すでに200回を超える上演回数を誇る「定番オペラ」ですが、オットー・シェンク演出なので、安心して見ることができます(要するに古い演出 )。

当日の指揮はおなじみのAdam Fischerでした。主なキャストは、フロレスタン役はPeter Seiffert、フィデリオ(レオノーレ)役はPetra Maria Schnitzer、ピッサロ役はJohn Wegner、ロッコ役はWalter Fink、司法大臣ドン・フエルナンド役がAlexandru Moigiucという面々でした。

ロッコ役のWalter Fink、司法大臣ドン・フエルナンド役のAlexandru Moigiucは、昨年の来日公演でも同じ役をつとめていますので、「再会」になります。

また、フロレスタン役のPeter Seiffertとフィデリオ(レオノーレ)役のPetra Maria Schnitzerは、本物のご夫婦だとか。どうりで息が合っているハズです。

演出、舞台装置は来日公演と同じですが、劇場が違うとオーケストラの響が全く違うことがよくわかりました。今日の出演者でダントツだったのはフロレスタン役のPeter Seiffertです。地下牢獄で歌う場面では圧倒的な歌唱力を披露していました。暗闇で朗々と歌うので、インパクトがありますよね

ただ、残念だったのは「拍手のフライング」がひどかったことです 。とくに、演奏の関係で本来拍手を入れてはいけない場面で拍手を入り、指揮のAdam Fischerも気分を害しているような雰囲気でした(実際、拍手が鳴っていても、平気で次に進めていました )。それにしても演奏が終わる前に拍手をするのだけは勘弁してもらいたいですね。

Feriが来日公演と明らかに違うと感じたのは三幕の市民と釈放された囚人による大合唱シーン でした。来日公演では、経費の関係からか、一部に藤原歌劇団合唱部のメンバーが入ったのですが、やはり合唱の迫力が全く違います。

合唱のレベルが高いことが「オペラの魅力を左右すること」を改めて実感した「フォデリオ」でした。が、よく考えてみると、ヨーロッパの歌劇場には常設の合唱団が必ず存在します。メンバーは合唱で生計を立てることができるプロなのですから、当たり前と言えば、当たり前かもしれませんね。

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