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June 08, 2009

乗ってきましたRingTram

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今日は「RingTramのお話」です。

平素は観光客用の乗り物はご縁がないFeriですが、興味があったので、この4月から運転が始まったRingTramに乗ってきました。乗らないとご紹介できませんからね。

さて、RingTramですが、通常の路面電車と異なり、車内で特殊な乗車券を販売する都合上、車掌役の乗務員が乗っていました。あらかじめカールスプラッツなどにあるチケット売り場で チケットを購入して乗車しても良いのですが、車内で車掌さんから買っても大丈夫です(料金は同じ)。

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観光客の皆さんを対象にしているため、運転士さん、車掌さん共、フレンドリーな接客が印象的でした 。このあたり、部内で選抜している可能性も考えられますね。

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車内の構造ですが、座席は従来通りですが、運転席後ろの自動券売機が撤去されていました。そのため、前の見晴らしが良くなっています。このほか、後部車体には車掌さんが使うもの入れ(引き出し)とパンフレットケースが新設されていました。後は、ガイディング関係の機器を格納したボックスが設置されています。

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すでに紹介されている案内用の液晶ディスプレイは、前後の車体に各一カ所、設置されています。なお、映像はガイディングに合わせた静止画となっていました。

イヤホンガイドのコントローラーは各座席にあり、ボタンで言語の選択ができるようになっています(言語はドイツ語、英語、ロシア語、日本語、イタリア語、スペイン語、フランス語)。Feriは、ガイドの音声を聴く イヤホンはイヤーマフ型かと思っていたのですが、インナータイプのものが乗務員から配られました。

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せっかくですから、日本語のガイドを聴いたのですが、結構、まともな翻訳になっていました。観光用なので、ガイディングにはしっかりとクラシック音楽 BGMが流れています。このBGMはスポンサーでもあるウィンナー・モーツァルト・オーケストラの演奏によるものだそうです(しっかりPRが入っていまし)。

ただ、ガイディングの内容に一部、意味不明の内容があったのが残念でしたね。ガイディングは意外に細かい建物まで説明が入っているため、電車の進行にガイディングが間に合わない場面もあました 。このあたり、定期列車と同じ線路を走っている都合上、極端な徐行運転ができない電車のウィークポイントかもしれません。

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Feriは14時台の電車に乗ったのですが、すでにご紹介したように意外とお客さまが乗っています。また、一般のお客さまの誤乗もあるようで、その都度、車掌さんが説明していました。色が変わっているから誤乗はないだろうと思っていたのですが、最近は広告電車が増えて、必ずしも「妙な色の電車=観光電車」ではなくなっていますからねぇ

なお、一周はちょうど30分で、一周用のチケットは6ユーロとなっています(原則として乗車した停留所で下車します。もちろん、その前で降りてもかまいませんが)。普通は途中下車可能な24時間有効なチケット(9ユーロ)か、市内交通(ウィーンリーニエ)とのコンビチケット(24時間有効、14ユーロ)の方がお得かもしれません

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ところで、ガイディング用のイヤホンはインナータイプなので、回収しても、その後の手入れが大変だろうと思ったら、下車時にお客さまにプレゼントされていました(残念ながらロゴは入っておりません)。

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運行は、毎日10時から18時まで(7月と8月は19時まで)、30分間隔で運転されています。停車する停留所は13で、各停留所には、到着予定時間を示すパネルも設置されています。時間も短いですから、話の種にのってみるのも一興かもしれません。

このような観光電車ですから、何となく模型が出そうな気がしますね。

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Comments

この電車、私も気になっていました。この夏には乗りに行こうと思っています。

赤と白の市電が多い中で、黄色いボディーはかなり目立つ存在なんでしょうね。しかも「日本語」のアナウンスがあるというのがまたいい。もとから「Wien」の観光用ロゴには日本語で「ウィーン」とも書いてありましたし、昔から日本人をもてなしてくれているような気がして嬉しいです。

Posted by: K.Horikiri | June 12, 2009 00:45

K.Horikiriさま

コメント、ありがとうございます。一周30分、かつ30分間隔なので、ちょっと時間が余ったときに楽しむことができます。

ところで、残念なことに最近は日本人の観光客が相対的に減っているようです。最近では、アジアでは中国からのお客さまが急増しているようです。いずれ、中国語の案内が加わるかもしれません。

確かに黄色い車体は目立ちます。が、意外と地元の人が普通の電車と間違って乗ってることもあり、車掌さんとほほえましいやり取りを観ることもできます。

Posted by: フェリ | June 12, 2009 00:55

はじめまして。9月の連休にウィーン旅行をする予定のものです。バスに酔いやすいので個人旅行です。この電車情報は大変参考になりました。写真もきれいで様子がよくわかります。今は旅行用ドイツ語会話を丸覚えの最中です。オペラも楽しむつもりなので、また他のページもゆっくり読ませていただきますね。

Posted by: Penn | June 17, 2009 14:21

Pennさま、コメント、ありがとうございます。

日本では今年の9月は5連休ということで、ご旅行を計画されている方が多いようですね。

RingTramに乗車される際は、市内路線も利用できる 24時間チケット(24h vienna-ticket 2 in 1 14ユーロ)の方がオトクかと思います(別に回し者ではありませんが )。RingTramだけの24時間チケットは9ユーロですが、「これだけ乗り回す」という人は少ないと思います。

例年ですと「良い季節」なので、街歩きも楽しいかと思います。国立歌劇場では「マダムバタフライ」「ドン・カルロ」などが上演されていますが、Feriのホームグラウンドであるフォルクスオーパーでも、「ナクソス島のアリアドネ」など興味深い演目が上演されています。

ぜひ、楽しいご旅行になるようお祈りしております

また、当ブログがウィーン巡りのご参考になれば幸いです。

Posted by: フェリ | June 17, 2009 14:37

再び参考になりました! ありがとうございます。RingTramを含んだ一週間乗り放題チケットとかあるといいのにと思います。
「ドン・カルロ」「ナクソス島のアリアドネ」購入しました。これからCDを聞いてチェックです。
アイゼンシュタットにも行くつもりですがこちらは売り切れでした。残念。レンタカーで田舎道のドライブを楽しむつもりです。
また楽しく読ませていただきますね。

Posted by: Penn | June 21, 2009 23:58

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