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July 04, 2009

高層ビルの謎

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今日は、「ウィーンの近代建築にまつわる話題」をお届けしましょう。

私も昔はそうだったのですが、旧市街周辺だけを散策していると「ウィーンは古い建物だけが並んでいる趣のある街」という印象を強く持ちます。

確かに、各種の制限により旧市街では景観が守られています。また、先日、お伝えしたようにファザードだけは昔の建物を使い、居住区画は近代的なビルディングにするという手法も活用されています。

しかし、ドナウ運河方面に行けばわかるように、規制のない地域では、近代的なデザインの高層ビルや巨大なショッピングセンターが建ち並んでいます。

さて、先日、10区にある工業団地を訪れた際、旧市街に戻るため15Aのバスを利用しました。その際、高層ビルが建ち並ぶ ビジネスセンターの前を通ったので、せっかくなので、ちょっと寄ってみました。

新しくできたビジネスセンターなので、国際的な企業の拠点が入っています。ビジネスセンターに立ち並ぶビルディングですが、巨大地震が事実上、皆無な国なので、ガラスを多用したデザインが印象的です。また、ビルディング同士をガラスの空中回廊で結んでいるところもありました。

面白いのは、居住区画を伴わないビジネス専用ビルながら、グランドフロア(日本流の一階)にはスーパーマーケットが入っているということでしょうか。

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さて、色々なデザインのビルディングを眺めていると、一つ変わったデザインのビルを見つけました。このビルディング、最近流行のガラスを多用したデザインではなく、窓の大きさは普通で、壁の方が多い印象です。

が、なぜか一部の窓から「」が水平方向に突き出ています。最初は非常用のバルコニーかなにかかと思っていたのですが、後日、写真を拡大してみると、この「板」には手すりのたぐいは見あたりません

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しかも、「板」ではありますが、実際は「すのこ状」になっていることがわかりました。おそらく「すのこ状」にしている理由は風対策だろうと思います。この不規則に突き出た「すのこ状の板」ですが、何かの機能を担っているのでしょうか

しかし、板の出ている窓が不規則であることや、手すりのたぐいがないことから、Feriは単なるデザインではないのか…と考えています。その実態は、どうなのでしょうか?

Feriは建築の専門家ではないので、よくわかりませんが、変わったデザインのビルディングがあるものですね。かりにデザインだとした場合、これを考えた建築家の方に、どんな意図でこのような「すのこ状の板」を一部の窓に取り付けたのかをうかがってみたいものです

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