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July 25, 2009

地元民御用達の「ホイリゲ」

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今日は週末向けにFeriが好きな「ホイリゲのお話」です。

ウィーンのホイリゲといえば、普通はグリンツィングを思い浮かべると思います。路面電車38系統の終点付近は、ガイドブックなどに掲載されているホイリゲ街になっていますし、観光バスなどでも乗り付けることができる点も便利ですよね。

しかし、以前、当ブログでもご紹介したようにウィーン市内および近郊には、意外にホイリゲが多く、驚かされます。しかも、観光客を対象とした「有名どころ」は別にすると、本当に「こっそり、ひっそり、目立たず」に営業しているところが多いのも特徴です。

中には営業日を極端に限定しているホイリゲもあり、営業していない日に行くと、そこがホイリゲであるかどうかがわからないこともあります。

一般的に観光客向けのホイリゲが比較的早い時間から営業しているのに対し、これら「地元民御用達のホイリゲ」は夕方から営業を始めるところが大多数です(もちろん、週末は比較的早い時間から営業しているところも稀にありますが… 営業時間はオーナーさんの考え次第ですからねぇ )。

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平素、ウィーンの夜は「劇場通い」が定番行事となっているFeriとしては、そういった地元民御用達のホイリゲに行きたくても、行けないというジレンマがあります (劇場鑑賞を休んで行けば…という突っ込みはなし )。

とは言っても劇場でオペラを鑑賞してからホイリゲに行けるチャンスもあります 。それは、マチネ公演の時です。こちらではマチネ公演の場合、舞台がはねるのが19時頃ですから、郊外にあるホイリゲでしたらば、十分に行くことが可能です。と言うわけで、先日、ウィーンにお住まいのSさんに「こっそり、ひっそり、目立たずに営業しているホイリゲ」にご案内いただきました。

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普通、ホイリゲは入り口に「シンボルの松飾り」が吊されていますが、実は地元民御用達のホイリゲの中には、この「松飾り」がないところもあります。しかも、入り口は民家の玄関を思わせるたたずまいです。「 ここがホイリゲだよ」と知っている人以外、店内に入るのを躊躇してしまいます。

しかも、こういった店に限ってテラス席は、中庭側にあるケースが多く、入り口からはうかがい知ることはできません。さらに、通常営業日は、楽士が入っていないところが大多数なので、音楽も聞こえてきません。という訳で「一見さん」には、非常に敷居の高いお店ですね。しかし、中に入ると、結構渋い作りで雰囲気が良く、なおかつ家族経営なのでフレンドリーな対応…ということが多いのですね。

また、この手の「地元民御用達のホイリゲ」の中には、普通の住宅街の中に一軒だけポツンと存在するというお店もあります。いわゆる「ホイリゲ街」を形成していないため、見つけるのも結構大変です。実は、最後の写真も「地元民御用達のホイリゲ」なのですよ。完全に民家ですよねぇ )。

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ただ、いずれのお店も「地元の常連さん」がついているので、夜になると結構賑やかです。また、以前もご紹介したように、身内のお祝いをホイリゲで行うというケースも多いので、こういったニーズもあるようです(実際、予約席を多く見かけます)。カフェーは「ウィーン人の第二のリビング」言われますが、こういったホイリゲも同じ感覚かもしれません(ただし、こちらは第二のダイニングでしょうかね)。

なお、最近はWebサイトを持っているホイリゲも多いので、色々と検索すると出てくるかもしれません。今回、行ったところは、意外にも「グリンツィングへ行く途中」でした。ヒントは、ここまで…

皆さんも、自分でお気に入りのホイリゲを探してみてはいかがでしょうか。

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Comments

気になっていた「ウィーンの豪雨」ですが、

>ヌスドルフ地区のブトウ畑がほぼ全滅

との衝撃的なニュースが入ってきました。精魂込めて育てた葡萄が、一瞬のヒョウで全滅とは…
ホイリゲの経営にも影響が出そうですね。

Posted by: フェリ | July 27, 2009 07:59

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