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July 22, 2009

懐かしのオーストリア日食体験

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sun 今日、7月22日は日本で46年振りに皆既日食を観測することができるということで、大きな話題になっています。日食観測用の特殊グラスが6月下旬から飛ぶように売れたそうです(日食特需ですね)。

皆既日食が観測できるのは、奄美大島北部、トカラ列島、屋久島、種子島南部などの地域・海域内です(他の所では、部分日食でしたね)。このブログをアップした時間が、ちょうど今回の「日食が始まる時間」だと思います。

さて、Feriは、日本では皆既日食を経験したことはありませんが、偶然にも1999年8月にオーストリアで日食に遭遇したことがあります。

Feriは天文ファンではないので「狙っていた」訳ではありません。1999年は8月7日から恒例の「 sports 夏休み里帰り」を行いました。日食は8月11日の正午頃ということで、Feriはウィーンにほど近いシェーネベルクの麓、プッフベルクに前日から滞在していました。

実は、当時、オーストリアで最も皆既日食の観察に適していた場所はザルツカンマーグートでした。本来ならば、そちらに行った方が良かったのでしょうが、「諸般の事情」で、この時は、ウィーンから入ったため、皆既日食当日のザルツカンマーグート行きは断念したという次第です。

8月11日、水曜日。日食デーの当日、朝、目が覚めてから部屋の tv テレビを付けると、オーストリアの対象地域はあいにく「 cloud 曇り」の予報です。

そうこうしているうちに、シェーネベルク付近は、何と rain 小雨が降ってきました。当初は、「シェーネベルクの山頂で皆既日食を見よう」というリッチな計画を立てていたのですが、この天気では山頂に向かっても、肝心の sun 太陽が見えない可能性が高いため、山頂行きは断念しました weep

しかたがないので、プッフベルクの街をブラブラして、日食が始まるのを待つことにしました。ところが、その後、天気が徐々に回復し、 sun 晴れ間も見えてきました。“おーっ、これはいける”と思ったのつかの間、日食の始まる12時前には再び cloud 雲が広がってしまい、またまた「こりゃ、ダメだ」モードに突入。本格派の天文ファンは、さぞやイライラしたことでしょうね bearing

しかし、プッフベルクで newmoon 日食がクライマックスを迎える時、奇跡的に一時的に雲が切れて、何と「」で日食を見ることができました heart04

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太陽が次第に隠れて、日中にもかかわらず、地上はだんだん暗くなってきます。いわゆる「曇り」の暗さではなく、一時的に夜になったような暗さで、Feriがいた町中心部の公園でも、街路灯が自動的に点灯したほどです(写真は、Feriが日食を観測した公園です。撮影は日食が始まる前です)。

また、鳥が突然、突拍子もない声で鳴くなど、非常に神秘的な体験でした confident 。Feriは専用の観測メガネを持っていなかったので、日食を直視することはできず、持っていたサングラスをかけてチラッと見た程度です(当時、オーストリアでは雑誌の付録に観測用の簡易グラス eyeglass がついていたようです)。ちなみに冒頭の写真は、 camera コンパクトデジタルカメラで撮影した「当日の映像」を拡大したものですが、まともに撮影したら、CCDが破壊されてしまうので注意が必要です sad

日中に、このように暗くなるというのは、常識では考えられないだけに、日食の後、太陽が元に戻って、明るくなるまでのプロセスが不思議な感じがしました。

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自分の記録を読み直してみると、プッフベルクでは12時40分頃から始まり、12時50分がクライマックスだったようです。確か、日食が始まる直前、登山鉄道の駅周辺で、ウィーンにお住まいになっているという日本人の方とお話をした記憶があります。なお、ウィーンから日食目当てで来たお客さまは、シェーネベルクの山頂に向かったので、登山鉄道の列車もフル稼働状態でした。

その後、夕方に次の宿泊地へ移動し、夜、ORFのニュースを見たところ、ザルツカンマーグート付近は幸い晴れにも恵まれ「日食フィーバー」状態だったようです。いつもFeriが訪問するシャーフベルク周辺も紹介されており、各地で特別メニューやイベント、花火大会が開かれており、大いに盛り上がったようです happy01

日本で皆既日食」というニュースを聞いて、10年前の懐かしい経験を思い出しました。

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さて、本日の日本ですが、残念ながら皆既日食のエリアとなったトカラ列島は rain 悪天候だったようです shock 。Feriは、出先からWebで見ましたが、硫黄島からの中継が見事でしたね。オマケは、硫黄島からの中継映像(ダイヤモンドリング)です。ウィーンにお住まいの皆さまへのプレゼントということで heart04

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Comments

Feri さま、はっぱです。
あらら、先に書かれちゃった f(^^;)

仕事中だった我々の会社のスタッフは
「昼休み」と称して全員が会社を出て
(上司が率先して行きたがった(笑))
シュヴェーデンプラッツの橋の上で、皆既日食鑑賞。

日食用メガネがついた雑誌は、発売日に売り切れ。
友人が作った、黒のペンキを塗ったガラスのかけらで、太陽を観る事ができたのはラッキーでした。

皆既日食というより、部分日食みたいな感じでしたが
鳥がうるさく鳴いた後、ピッタリと鳴きやんで
だんだん暗くなって、街灯が点いて、気温が落ちて
なんとも不思議な体験でした。

シュタイヤーマルクが良いというので、ウィーンから出かけた人もかなり多かったみたい。
あの日は天気がどうなるか、最後の最後まで予断を許さず、ドキドキでしたよね。数日前からオーストリアの新聞・雑誌で大騒ぎだったのを懐かしく思い出します。

オーストリアの次の皆既日食は2081年9月3日(オーストリア東部、スイス北部、ドイツ南部)だそうです(笑)

Posted by: はっぱ | July 22, 2009 at 05:44 PM

はっぱさん、こんにちは。

今はインターネット中継とかあって、便利になりましたが、当時は大変でしたね。

ちなみに日本でも日食観測用専用グラスが爆発的に売れたようですが、実際、利用できなかった人も多かったようです(かくいうFeriもその一人 coldsweats01 )。

Posted by: フェリ | July 22, 2009 at 08:39 PM

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