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August 29, 2009

立派になったサンクト・マルガレーテン

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今日は、サンクト・マルガレーテンの「Opern festspieleの会場」についてお届けしましょう。

Feriが、前回、サンクト・マルガレーテンを訪問したのは「アイーダ」が上演された2003年夏のことです。6年も経過すれば、色々と設備改修が行われるのも当然かもしれませんね。

サンクト・マルガレーテンの場合、石切場(ここで採掘された石が、ウィーンのステファンドームなどにも使われている…という由緒ある場所です)という会場の特性上、色々な制約があります。

まず、駐車場の場所です。本来、駐車場はメルビッシュのように観客席と同じレベルにあることが望ましいのですが、サンクト・マルガレーテンの場合、広い場所を確保できる所がRust寄りにしかありません(要するに石を採掘していなかった場所)。

オペラ公演の際には、ここが専用駐車場となります。もちろん、車以外の交通手段がないため、駐車料金は無料です(というかオペラチケットに含まれていると考えた方が良いでしょう)。

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この駐車場から、「石切場の底」にある観客席へ向かうことになります。これは6年前と同じなのですが、昔は石切場の脇に設けられた九十九折りの歩道をおりていく方式でした。しかし、足下が悪い上に、夜間なので安全性に問題がありました。

今回、まずびっくりしたのは駐車場から観客席へのアプローチに立派なチケット・オフィスとグッズなどを販売するショップができていたことです。チケット・オフィスでは、当日券の購入、事前予約券の入手もできます(営業は通常、公演開始2時間前の18時30分から)。

チケット・オフィスの横から坂を下って会場へ向かうのですが、このアプローチが立派な施設に変貌していました。具体的には、なだらかなスロープ(公演終了時には一斉に帰るためバイパスとなるルートがあり、こちらには階段もありますが confident )で会場まで行けるようになりました。

このスロープは崖から離れて建設されたもののようです。これにより、駐車場と観客席までのルートが完全バリアフリー化されたことになります(冒頭の写真が建設されたスロープです)。なお、車いすなども通行できるのですが、 wheelchair 身体の不自由な方は、駐車場から会場まで専用車両で運ぶシャトルサービスを利用することもできます。

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会場に隣接した restaurant レストランエリアですが、ここも常設の設備になりました。二層構造になっており、上部のテラスはOpernloungeと呼ばれる施設です。ここは、VIPおよび予め予約した団体などを対象としたレストランになっています。

一方、その下は軽食や飲み物を販売するショップになっています。今年は、RigolettoNabuccoAidaFidelioといった名称がついていました。メルビッシュでは基本的に wine グラスはデポジット制ですが、このショップではデポジット制が採用されていませんでした (要するにグラスは普通のもの)。

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面白いのは、このショップの反対側にはfestspiele Weinという売店があり、ここでは、お土産用のグラス付でワインが販売されています(ワイングラスのデポジット料金が2ユーロ、中身は3ユーロ)。さらにワインを専門に販売するブースが二箇所設置されていましたが、こちらは販売するワインやセクトの種類が違うようです。
もしかしたら、festspiele Weinは会場直営、Opernloungeとショップは別に契約しているケータリング会社の経営かもしれません。

開場から開演まで2時間ほどありますので、早めにいらっしゃったお客さまは、ここのレストランエリアで飲食をする方が多いようです。後は近くのRustで食事を済ませてから、いらっしゃる方も多いようですね。

このレストランエリアなのですが、観客席とほぼ同じ広さがあるため、かなりゆったりとしています。サンクト・マルガレーテンも知名度が上がり、集客が順調にできるようになると、施設面の充実が必要になってくるのでしょう。

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