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September 23, 2009

昔はここに眠っていました

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今日は、日本の「お彼岸の中日」(秋分の日)にちなんで「お墓の話題」です。

現在、ウィーンの中央墓地グループ32Aには多くの著名な音楽家が眠っていますので、訪れた方も多いと思います。こちらのお墓は、墓石に特徴があるので、お墓参りは非常に興味深いところです

Feriも何回か行っていますが、ベートーベンのお墓などには、いつもお花が途絶えることはありませんね(何となく、お花の量で人気がわかるような気もします。有名人は亡くなっても、人気商売ということでしょうか)。

さて、ワルツの作曲で有名なヨーゼフ・ランナー(Josef Lanner)とヨハン・シュトラウスⅠ世(Johann Strauß Ⅰ)のお墓がこの中央墓地にあるのは、皆さまご存知の通りです(最初の写真は、中央墓地にあるヨハン・シュトラウスⅠ世のお墓です)。

オーストリアの作曲家(ヴァイオリニストでもありますが)であるヨーゼフ・ランナーは、シュトラウス一家に先立ちウィンナワルツを確立させたことで知られていますね。ちなみにワルツ、ポルカ、ギャロップ、レントラーなど400曲以上を作曲しているそうです。

一方、ヨハン・シュトラウスⅠ世はオペレッタ「こうもり」で有名なヨハン・シュトラウスⅡ世のお父さんですが、ウィンナ・ワルツの基礎を築いた人ことで知られていますね(Feriは、彼の作品ではラデツキー行進曲Radetzky-Marschが一番好きですが )。

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さて、先日、ウィーン在住のSさんと 某ホイリゲに行く途中、“Feriさん、面白いものをご紹介しますよ”といって、ある公園の一角に案内されました。ここに立っていたのが、二枚目の写真にある記念碑です。

この記念碑、向かって左側がヨーゼフ・ランナー、右側がヨハン・シュトラウスⅠ世のものですが、なぜ、この公園にウィンナワルツにまつわるお二人の記念碑が建立されたのでしょうか

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Sさんのお話によると、以前、この公園一帯は墓地だったそうです。墓地時代、何とびっくり、ヨーゼフ・ランナーとヨハン・シュトラウスⅠ世が、ここに埋葬されていたそうです。

その後、この墓地は閉鎖され、公園になったようなのですが、その際に、「昔、このお二人が、ここへ眠っていました」という証として記念碑が建立されたようです。しかし、この記念碑の方が、中央墓地の墓石よりも趣がありますね。

もちろん、ご本人達の遺体は、中央墓地に移設されたのは言うまでもありません。さて、最後に、この公園の名称をご紹介しましょう。ズバリ、「Strauß –Lanner-Park」でした。恐れ入りました

最初にこの名前を聞けば、お二人に「ゆかりの地」であることは、一発でわかりますね。ディープなファンで、是非、この記念碑を見たいという方、「Strauß –Lanner-Park」は19区にありますので、探してみてください。

ところで、余談ですが、日本からいらっしゃるお客さまは、一般的に有名人のお墓参りが好きなようで、現地でも結構、リクエストがあるそうです。中には、どこに眠っているのかよくわからないような人物のお墓に連れていって欲しいというリクエストもあるとか…

お彼岸と言えば「おはぎ」ですが、ウィーンにお住まいの皆さま、「おはぎ」が恋しいのではないでしょうか。

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Comments

私もウィーンに出かけた際には、
墓地巡りをかかしません

新婚旅行で訪れた際も出かけて行き、
連れ合いは、ちょっと退いていました

何故だか、自分ではわからないのですが
習慣になっています

Posted by: necchi | September 24, 2009 13:42

necchiさま、コメント、ありがとうございます。

お気持ち、よくわかります。日本人ならではの行動なのかもしれませんね。

そういえば、Feriもカールマンやツェラーの墓参りを忘れていました。次は行かなくては…

Posted by: フェリ | September 24, 2009 15:11

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