« 今年もやります「オペレッツ」 | Main | 「小鳥売り」余話 »

September 13, 2009

今シーズンの「メリーウィドウ」

Img_7185_001

シーズンはじめとなる9月上旬のフォルクスオーパーは、オペレッタを中心に上演されるので、オペレッタファンには楽しい季節です(まぁ、定番が中心ですが coldsweats01 )。

先日、連載でお届けしたフォルクスオーパーの「メリーウィドウ」ですが、今シーズンもさっそく観てきましたので、その模様をお届けしましょう。

Feriが観た日ですが、指揮はGuido Mancusiが務めました(前シーズンは「微笑みの国」を振っていました)。

主なキャストは、ベランシェンヌ役はRenée Schüttengruber、ハンナ役はUrsula Pfitzner、ゼータ男爵役はSándor Németh、ダニロ役はMathias Hausmann、ニグシュ役はGerhard Ernstでした。

ここまでは、前シーズンにも起用されたメンバーなので、驚かなかったのですが、カミュ・ド・ロシュ役には何とびっくりMehrzad Montazeriが起用されました。Mehrzad Montazeriは「ルクセンブルク伯」でフォルクスオーパーにデビューし、現在では、色々なオペレッタやオペラにも出演するようになりました。どんなロシュ役になるかが、楽しみでしたね。

さて、演出に関しては、前シーズンと全く同じで、特に手を入れている様子はありません。という訳で、とりあえず、この演出でしばらく上演するつもりなのでしょう。

さて、Feriが注目していたカミュ・ド・ロシュ役のMehrzad Montazeriですが、何となく役に合わない感じがしました。ちょっと女性を口説くのが上手な「パリの伊達男」…という雰囲気ではなかったですかね。ただ、彼もお芝居がうまくなり、何でもこなせるようになった…という印象は強く持ちました。元々、アリアを一人で歌い上げるタイプの歌手なので、そういった役柄の方が、実力が発揮できるでしょう(でも、彼らしいロシュを演じて居ましたね)。ちなみにSebastian Reinthallerがお休みになった理由は、彼が「小鳥売り」のアーダム役(ただし、ダブルキャストの一方)に抜擢されているためのようです。

ハンナ役のUrsula Pfitznerは「軽い」印象が強く、今ひとつ魅力的なハンナに仕上がっていませんでした。2幕の「ヴァリアの歌」でも情感を込めて歌っているのはわかるのですが、観客の心に届いてこない感じでしたね。また、リフレインもありませんでした。これは残念 coldsweats01

Img_7200_001

また、ダニロ役のMathias Hausmannは、歌は比較的うまく、お芝居もそつなくこなしているのですが、オペレッタ歌手に必要な「」がないのが残念です confident (ご本人には申し訳ないのですが、オッさんという感じが抜けないのですよ)。その点、Morten Frank Larsenの方が、「華」があるような気がします。その他のメンバーも気心が知れているので、舞台上での息はぴったり合っていました。

なお、指揮のGuido Mancusiですが、Feriは「メリーウィドウ」を振ったのは、初めて観ましたが、なかなかゆったりとした指揮ぶりで、安定感がありましたね。オーケストラメンバーとの息も合っていたように思います。さて、今シーズン、どんな配役の「メリーウィドウ」が楽しめるでしょうか happy01

|

« 今年もやります「オペレッツ」 | Main | 「小鳥売り」余話 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 今年もやります「オペレッツ」 | Main | 「小鳥売り」余話 »