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September 18, 2009

あらあら、「柵の支柱」が…

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ウィーンには、様々なモニュメントがありますが、今日は、それにまつわる話題です。

グラーベンの中央付近に有名な「ペスト記念塔」がありますね。近年、本格的な改修工事が終わり、非常に綺麗な姿になりました。また、道路の改修工事についても、グラーベンはほぼ終わったので、連日、多くの観光客で賑わっています。

さて、先日、この「ペスト記念塔」の横を通りかかったところ写真のようなショッキングな状況を目撃してしまいました

記念塔の周りにある柵の支柱が1本、根こそぎ折れていたのです。しかも、運の悪いことに折れた拍子に頭部も欠けてしまったようです

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かなり太い支柱なので、人の力で倒すことはまず無理でしょう。となると、可能性があるのは、朝、自動車の乗り入れが可能な時間帯に「誰かが自動車をぶつけた」と考えるのが自然です。ところで、倒れているところを見て、びっくりしたのは支柱の基部が、地面にあまり深く入っていないことです(途中で折れたとは考えにくいので…)。これでは、簡単に倒れるかもしれません。

こういった場合、当然、補償問題も発生するのでしょうが、歴史的モニュメントですから、「それなりの金額」が請求されそうな気がします

なお、支柱が倒れている姿を見て、数日後に訪れた時には、支柱は片付けられており、根本の部分も仮舗装されていました。そのため、ちょっと見ると、柵の支柱が1本無くなっているとは気づかない状況になっていました

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余談ですが、従来、オーストリア国内の歴史的建造物やモニュメントの補修工事は国内の業者さんだけが入札し、受注していました。ところが、EU統合後、こういった仕事に関してもEU内の業者が入札できるように条件が緩和されたため、過当競争状態になっているそうです

特に、歴史的建造物の多いイタリアから入札に参加する業者さんが増えて、オーストリアの業者さんが仕事をとられるケースも増えているとか… 特に他国の業者さんは、入札時のプレゼンテーションがうまいため、発注側の関心を引くそうです(当然、後発ですから色々と工夫しますよね)。

また、一つの建物を補修する場合も、工区毎の分割発注となり、他国の業者さんがメインの工区を受注するというケースも増えているという話を耳にしました。

さて、この「ペスト記念塔」の事故補修は、どこの業者さんが受注するのでしょうね。

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