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October 31, 2009

お誕生日記念「メリーウィドウ」スペシャル

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10月最後は「オペレッタの話題」をお届けしましょう happy01

フォルクスオーパーでは、同劇場に縁のある指揮者や歌手のお誕生日を記念して、オペレッタを上演することがあります(良い習慣ですねぇ birthday )。

今日、10月31日はKS(宮廷歌手)Mirjana Irosch、70歳のお誕生日を記念した「メリーウィドウ」が上演されました(厳密には、当ブログのアップ時間では「上演されます」ですね coldsweats01 。なお、お誕生日は10月24日だそうです)。

Mirjana Iroschは 1967年12月、フォルクスオーパーにデビューしてから今日まで活躍されている歌手です。デビュー以来、40年以上にわたり、50演目を越えるオペレッタ、オペラ、ミュージカルに出演し、総出演数は何と1200回を超えています。

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お若い頃の写真をみると端整な顔立ちで、「メリーウィドウ」のハンナ、「チャールダーシュの女王」のシルヴァなどが似合いそうですね。

最近のプルミエでは、2002年の「伯爵令嬢マリッツア」(ボツニア伯爵夫人役)、2005年2月の「サウンド・オブ・ミュージック」(Schwester Berha役)に起用されています。実際、Feriも何回か、フォルクスオーパーで見ています。お歳を召してからも、歌役者としての魅力は健在です。こういったベテランが脇役として出演することで、より魅力的なオペレッタになりますからね。

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という訳で、31日の「メリーウィドウ」はMirjana Iroschの70歳お誕生日記念公演となりました。当然のことながら指揮は御大のRudolf Bibl、ベランシェンヌ役はMartina Dorak、ハンナ役はElisabeth Flechl、ゼータ男爵役はSándor Németh、ダニロ役はDietmar Kerschbaum、カミュ・ド・ロシュ役はAlexander Pinderak、ニグシュ役はGerhard Ernstという面々ですが、ご本人もしっかりPraskowia役で出演しています。

本当は、Mirjana Iroschのハンナを見たいのですが、さすがに厳しかったのでしょうかね。ガラコンサートで数曲を歌うだけならば、可能だったかもしれませんが…

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きっと、カーテンコールでサプライズが用意されていることでしょうね(もしかしたら、本番中にもアドリブがあったりして… heart04 )。

余談ですが、Mirjana Iroschの元ダンナは、ご存知、Harald Serafinです。また娘さんはMartina Serafinだそうです。まさか、Martina Serafinの乱入はないとは思いますが delicious

さて、唯一Feriが残念なのは、フォルクスオーパーの場合、このような通常の演目をスペシャルで上演する場合、情報の開示が遅いことです。おおむね1ヶ月前でしょうか。もちろん、地元のファンならば、1ヶ月前にわかっても「ちょっと、行ってみようか」というスタイルが通用しますが、如何せん、1万キロの彼方から駆けつけるわけにはいきません weep

マイヤーさん、日本のファンにも配慮してくれませんか(陰の声…それは confident 無理です)。

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Comments

はじめまして。
現在ウィーン近郊に住んでいるため「ちょっと行ってみようか」と考えている者です。
オペレッタ初鑑賞のため「メリーウィドウ」の予習をしていてこのブログにたどり着きました。
この10年間の演出の変遷なども読ませていただき、さらに今日の上演が特別なものとのことを知って鑑賞への期待が大きくなっています。
急に思い立ったことなのでチケットは持っておらず立ち見の予定ですが、開演1時間前に行く程度で良いでしょうか?
最後は質問となってしまい申し訳ありませんが、何分素人なもので少しアドバイスいただけるとありがたいです。

Posted by: rockn | October 31, 2009 at 12:31 PM

rocknさま、お問い合わせありがとうございます。

さて、今、CulturallのWebサイトで、今日のチケット状況を確認しましたが、結構空いていますね。

21ユーロ180席、36ユーロ168席、55ユーロ118席などなど。80ユーロの席も空いていますよ。

逆に立ち見の方が席数が少ないので、厳しいこともあります。

一番良い方法は、朝一番で国立劇場連盟のブッキングオフィス(国立歌劇場の向かい)へ行って、チケットを買ってしまうことです。そうすれば、10分前にフォルクスオーパーに着いても大丈夫です。どうぞ、楽しんできてください happy01

Posted by: フェリ | October 31, 2009 at 02:47 PM

丁度30年前にフォルクスオーパーが初来日した際、ミルヤーナ・イーロッシュは「こうもり」でロザリンデを演じましたが、其の時40歳だったわけですね。当時はジークリッド・マルティッケと人気を分け合っていましたね。ついでながら男声陣ではハラルド・セラフィンとペーター・ミニッヒが2枚看板と言う時代でした。
イーロッシュとセラフィンは離婚後も仲良く来日してコンサートをこなしておりました。私はLPレコードのジャケットにサインをもらいましたがお二人共とても上機嫌だったことを覚えております。イーロッシュは近年は歌わない役でチョクチョクお目にかかり、おやっと驚かされることもありますね。
娘のマルティナ・セラフィンはウイーン・フィルハーモニア・シュランメルンと来日して素直な歌唱でヴィーナーリートを聴かせた事もありましたが、最近はオペラ座の方で名前を見かけるようになり来年2月には「トスカ」でタイトルロールをつとめる、それもホセ・クーラとルッジェーロ・ライモンディーが共演という豪華版ですから要注目です。

Posted by: Unicorn(ユニコーン) | November 01, 2009 at 12:52 AM

ユニコーンさま、コメント、ありがとうございます。

ミルヤーナ・イーロッシュのロザリンデですが、フォルクスオーパーの資料によると1974年5月18日に出演したようです。当時は、なかなか魅力的なロザリンデだったことでしょうね。

Posted by: フェリ | November 01, 2009 at 01:06 AM

「メリーウィドウ」観てきました。
21ユーロのGalerie席でゆったりと楽しむことができました。
Mirjana Iroschの誕生日記念ということで、2幕でダニロがPraskowiaに「Geburtstag云々」と言いながら扇子を渡すアドリブが入っており、観客席からは大きな拍手が起こっていました。
カーテンコールではハッピーバースデーの合唱と花束が贈られ、Mirjana Iroschのスピーチにて幕となりました。
ドイツ語の台詞はほとんど理解できないのですが、このブログで予習させていただいたおかげでしっかりと楽しむ事ができました。
ありがとうございました。

Posted by: rockn | November 01, 2009 at 09:15 AM

rocknさま、ご覧になれて良かったですね。

こういったスペシャル公演は、数少ないので、貴重な体験かと思います。コメントの内容から、当日の舞台が目に浮かびます。お誕生日を大切にする習慣は、良いですよね。

Posted by: フェリ | November 01, 2009 at 09:39 AM

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