ウィーンの「お茶の水」
さて、本題ですが、ウィーンでもU4系統が運河を渡っている場所があります。それが写真のところ。区間はランドシュトラーセ(ミッテ)とシュヴァーデンプラッツの間です。
U4系統の西側は、掘り割りの中を走っていますが、実は以前は川底(というか運河)でした。そのため、地下鉄でありながら、表が見える区間が長いという特徴があります。地表から浅いところを走っている関係から、「川を渡る橋」が生まれたのでしょう。まさしく、東京の丸ノ内線と同じようないきさつですね(二枚目の写真は、ご存知、お茶の水 )。
ところで、シュヴァーデンプラッツからハイリゲンシュタットまでは、ドナウ運河に沿って走りますから、U4というのは「川に縁のある地下鉄」と言うことができますね。
Comments
Feriさん、ご無沙汰しています。Steppkeです。
このU4の橋は、御茶ノ水と違って、上に歩行者用の橋がかかっており、そこから地下鉄が通るのを眺められるので、以前からのお気に入りです。(ウィーン川を斜めに渡るU4の上に、川と直角に歩行者用の橋がかかっており、丁度中点で重なっている形です)
ウィーンを舞台にした映画に、Before Sunrise (1995年アメリカ。邦題は、何故か、『恋人までの距離(ディスタンス)』) がありますが、この歩行者用の橋が1シーンに使われていました。
また、両側の高さが低く川に沿って歩くこともできるので、神田川とは違い、ウィーン川が身近に感じられます。
但し、普段は水量が少なく、あまり川という感じではありませんが..
Posted by: Steppke | October 23, 2009 15:22
Steppkeさま、コメント、ありがとうございます。
そうですね、確かにちょっと構造が違いますが…ところで、お茶の水も、上に「聖橋」がかかっていて、遠くから見ると二重構造のように見えないこともありませんが…
そういえば、映画、「Before Sunrise」は、その昔、飛行機の中で見たような記憶がありますが、今ひとつはっきりと覚えていませんでした。半分寝ていたのでしょうかね。
ところで、ウィーンの運河というのは、これまた情緒がありますね。
Posted by: フェリ | October 23, 2009 15:35