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December 31, 2009

2009年のオペレッタを振り返って

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激動の2009年」も今日でお終いですね。皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。

今年は、「日本・オーストリア外交関係開設140周年」で、様々な行事が行われましたが、国立歌劇場とフォルクスオーパーが昨年(2008年)来日してしまったため「超目玉」がなかったような気がしています coldsweats01

日本国内では「政権交代」があったため、「オペレッタ国家」のような様相を呈していますが、2010年は落ち着いた年になってもらいたいものですね。

さて、今日は、Feri自身が観た「2009年のオペレッタ」を振り返ってみます。

Feriは2009年に、ホームグラウンドのフォルクスオーパーで「こうもり」、「メリーウィドウ」、「微笑みの国」、「ルクセンブルク伯」、「愉快なニーベルンゲン」、「伯爵令嬢マリッツア」、「小鳥売り」、「酋長アーベントヴィント」、「オペレッツ」(これはスペシャルですから、厳密にはオペレッタに分類できませんが…)を、国立歌劇場で「こうもり」、バーデン市立劇場で「メリーウィドウ」、ハンブルク歌劇場で「メリーウィドウ」をそれぞれ観ています(国内では新国立劇場で「こうもり」を観ています)。

一番沢山観た演目は、バーデンとハンブルクが加わったこともあり「メリーウィドウ」です(6回、好きだねぇ heart04 )。この中で、今年初めて観た作品は「酋長アーベントヴィント」一作品だけでした。

このところ毎年観に出かけているメルビッシュ・フェスティバルが、ミュージカル「マイ・フェア・レディ」だったため、入っていないのが残念ですね。その関係もあり、2008年よりもオペレッタを観た数が減っています(2008年は国内外を含めて28公演でしたが、2009年は25公演にとどまりました)。最も2008年はフォルクスオーパーの来日公演が加わっていますから、これを外せば、ほぼ一緒ということになります。

また、全体的に振り返ってみると「これはすごく良かった」というオペレッタに巡り会えなかった年のような気がします think

ただ、フォルクスオーパーについては、ディレクターであるロベルト・マイヤーの考え方が浸透してきたこともあり、全般的にお芝居の水準が上がってきました(再演の演目も含めて)。マイヤーの考え方はブレないですねぇ。

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このような中、Feriが観たオペレッタの中から、ベスト・ワンを選んでみたいと思います。実際、私が観ていない時に、すばらしい公演が行われていた可能性が多々あります。あくまでも「Feriが観た中」という点をご容赦ください confident

2009年、Feriの crown ベスト・ワンは2008/2009シーズンの「伯爵令嬢マリッツア」(2009年1月15日鑑賞)としました。これはUlrike Steinskyがマリッツアに起用されたことで、完成度が格段に上がったことによるものです。彼女は、雰囲気も含めて、マリッツアの役にピッタリですね。

当日の配役ですが、タシロ役はMicael Ende、リーサ役がMara Kékkovács、カール役がKároly Peller、ポプレス侯爵役はJosef Forstner、シュヴァルツェンシュタイン公女(タシロとリーサの叔母)役がHelga Papouschek、チェッコ役がGerhard Ernstでした。リーサ役とカール役はブダペスト譲りの踊りが見事でしたね。唯一残念だったのは、ポプレス侯爵役がFeriお気に入りのSándor Némethでなかったことでしょうかね weep 。出演者全員が、カールマンの躍動感溢れるリズムを見事に体現していました。

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現地のマスコミは、2008/2009シーズンまで行われていた「伯爵令嬢マリッツア」を、「ハンガリー色が強すぎる」という理由(実際、演出はブダペスト・オペレッタ劇場の人が担当していますからね)で、あまり支持していなかったのですが、Feri個人としては、カールマンのカラーを見事に再現した舞台で好きでした。

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次点は、今シーズン、久しぶりに復活した「小鳥売り」です。「小鳥売り」をベスト・ワンとしなかった理由ですが、演出はなかなか良いと思うのですが、アダム役のDaniel Prohaskaの仕上がりが、今ひとつだった点がマイナス評価になっています(要するに「こなれていない」という状況ですね coldsweats01 )。ただし、こちらは脇役陣が見事ですよね。

メリーウィドウ」も演出については、ほぼ文句のないレベルに「戻って」いるのですが、如何せん、ハンナとダニロに「決定版」が出ていないのが、本当に残念です。

なお、オペラでは、1月に観たガランチャ出演の「ばらの騎士」と12月に観たグルベローヴァ出演の「ナクソス島のアリアドネ」が双璧ですね。こちらは、文句なしです。

2010年の前半(2009/2010シーズン)は、フォルクスオーパーでパウル・アブラハムの代表作「ハワイの花」がプルミエを迎えます。また、夏のメルビッシュは「ロシアの皇太子」なので、こちらも期待できますね。

という訳で、Feriは、2010年「オペレッタにはまって12年目」に突入です。実は個人的な観賞記録の達成が目前なのですが、世界的な景気の減速を受けて、Feriの財布がメリーウィドウに出てくる「ポンテヴェドロ国」状態になっていることでしょうかね bearing 。ハンナよ出てこい

2010年も、引き続き、当ブログをご覧いただければ幸いです。それでは、皆さま、よいお年をお迎えください wine

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