謎のユニット「Operettts」
オーストリアでは、26日が祝日でしたから、3連休になりました。こちらでは、大寒波もゆるんで、クリスマス前には 雨が降り、
雪も溶けてしまいました。日本では、26日の朝から、各お店は「お正月モード」に切り替わりますが、こちらでは、1月6日(三聖王の日)までは、クリスマスの飾り付けが残っているところが大多数です。それにしても、お正月飾りとクリスマスの飾りが一緒に並んでいるのは、日本ぐらいでしょうかね
。
さて、今日は「ちょっと変わったユニットのお話」です。
先日、フォルクスオーパーで変わったチラシを入手しました。「HO HO HO」といいう公演(Weihnachts Musical Kabarett)の広告です。
出演者は、当ブログでも2回、ご紹介したことがある「オペレッツ」に出演していたThomas SigwaldとChrstian Kochのお二人です。で、このチラシにWebサイトのアドレスが掲載されていたので、確認してみました。
実は、Thomas SigwaldとChrstian Kochが中心となってOperettts Teamというユニットを結成しているようなのです(tが三つというのがミソ 。これは「オペレッツ」では歌手が3人出演するためのようです)。
フォルクスオーパーで上演している「オペレッツ」には、Thomas MarkusとMehrzad Montazeriが加わった4人編成ですが、Thomas SigwaldとChrstian Kochにソプラノ歌手を加えたメンバーで、別の演目も上演しているようです(劇場はフォルクスオーパーではありません)。やりますねぇ 。
ところで、このメンバーが揃わないと上演できないため、上演される回数が少ないため、見る機会に恵まれないフォルクスオーパーの「オペレッツ」ですが、 DVDが発売されるようです。これは朗報ですね。
また、OperetttsのWebサイトでは、各公演のダイジェストをストリーミング配信しており、魅力の一端を垣間見ることができます。このビデオを見ていると、ウィーンのキャバレーで活躍するキャバレティストのような雰囲気ですね 。
恐らく、今後もフォルクスオーパーへの出演とは別に、このような個別の活動も続けていくのでしょう。
なお、このユニットのWebサイトは以下の通りです。
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Comments
Feriさま
OperetttsのメンバーのVolkoper外での活動、DVD発売、等についての最新情報興味深く拝見しました。
私は1月3日サントリーホールでのVolsoper Orchester公演を聴きに行く予定ですが、確かThomas Sigwaldさんがテノール歌手として出演するはずです。暮れから正月まで日本で歌うようですが、Sigwaldさんも忙しいことですね。 では、皆様良い新年をお迎えください。
Posted by: Njegus | December 27, 2009 at 09:38 AM
Njegusさま、コメント、ありがとうございます。
サントリーホールでのフォルクスオーパー交響楽団のコンサート、楽しみですね。おなじみの日本人メンバーも里帰りしてくると思います。
Posted by: Feri | December 27, 2009 at 07:56 PM
オペレッツのDVDですが、フォルクスオーパーの売店で販売が始まったようです。フォルクスオーパーへご訪問の折には、是非お買い求めください。なお、お値段は18ユーロでした。公園数が少ないので、DVDで楽しむというのも良いかもしれません。
Posted by: Feri | February 01, 2010 at 04:14 PM