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December 03, 2009

歩道の整備後は…

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何事にものんびりしているオーストリアにしては、珍しく…と言っては失礼ですが …繁忙期のアドヴェントまでにケルントナーシュトラーセとグラーベンの歩道整備工事が完了しました。やる気になればできる…という例でしょうね

歩道の敷石意外にも変わったところがあるので、ご紹介しましょう。いずれも些細なことなので、正直、どうでもよいのですが…

まず、道路上に設置されたゴミ箱が新しくなりました。ステンレス製で、上部が灰皿になっており、下部が普通のゴミ箱です。なかなかスマートなデザインで、灰皿の部分にはたばこの切り抜きが入っています。中に火が燃えていると、光る仕組みなのでしょうかね。

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ただ、凝りすぎているため、上が灰皿(吸い殻入れ)だということが、すぐにわかりません。この辺は、デザイン優先の弊害かもしれません。ただ、今のところ、ちゃんとたばこの吸い殻が上に入っていましたが…

また、消火栓も伝統的なデザインから、モダンなデザインに変わりました(しっかりWiener Wasserのゴロが刻印されています)。ただ、ホースを取り付けるヘッドについては、従来と同じデザインです。機能的には同じなのでしょうが、周りの建物が古いだけに、違和感がありますね。

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そして、電飾のところでご紹介したようにケルントナーシュトラーセでは植木の周りにベンチが設けられましたが、グラーベンの方は、全く新しいベンチが歩道に固定されています。「固定」と書いたのは、従来のように単にベンチを置いたのではなく、ボルトで歩道に固定されているのです 。デザインはケルントナーシュトラーセのものと似ているので、トータルデザインで設計されたのでしょう。よく見ると肘掛けが微妙なところに付いています。これは、ホームレスさんなどが、寝ないような対策かと思われます(日本でもよくやる手ですね)。

まぁ、モダンなデザインにしたいのはわかりますが、周囲の建物は伝統的なスタイルですから、何となく違和感がありますね。

今までウィーンでは、周囲の景観に配慮したデザインが多かったのですが、今回の歩道整備に関しては、「周りを無視した」ようなデザインになっているのが気になります

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それから、ケルントナーシュトラーセでひときわ目立つ大規模工事エリアですが、とりあえず建物の解体は終わったようです。現在、作業員用のコンテナハウスやコンクリート用のサイロなどが敷地内に設けられています。ただ、建設工事はこれからなので、ここしばらくは景観を損ねることになりますね。そして、心配なのは古い建物を完全に解体してしまっていることから、新しいデザインのビルディングが建つと予想されることです。となると、これまた周囲の建物との調和がどうなるか…こちらも心配です。

また、アドヴェントの電飾に関しては、「平面から立体へ」がキーワードになっているような感じがします。ただ、立体状の電飾は、一つひとつをよく見ると面白いのですが、平面系のようなインパクトは少ないように感じます。凝りすぎ…という感じですね。Feriとしては、古き良きウィーンの伝統が薄くなっていくことが残念でなりません。

このほかの情報としては、カラヤン広場に設置されていた国立歌劇場の巨大スクリーンですが、冬に入って撤去されました(ライブ中継は10月末まで実施していました)。まぁ、寒い中、カラヤン広場に陣取ってオペラ鑑賞…という酔狂な人は少ないでしょうからね(もっともライブ映像放映中に、グリュワインの屋台でも出したら、それはそれで売れそうですが)。もし、日本から例のテレビ特番を見て、「国立歌劇場の無料ライブ中継を見よう」と思ってお出かけになると、スクリーンの跡すらありませんので、ご注意くださいね。

しかし、寒い時期はライブ中継をしないとなると、運用できる意外と時期は限られますね。また、夏時間実施時期あたりに復活するのでしょうかね。

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