« 結局、どうなったの ウィーン南駅 | Main | クリスマス商戦真っ盛りですが… »

December 14, 2009

グルベローヴァのアン・ディア・ウィーン劇場リサイタル

Img_105_0369_001

今日は「リサイタルの話題」です。先日、ウィーン国立歌劇場で「ナクソス島のアリアドネ」に出演したグルベローヴァですが、12月12日にアン・ディア・ウィーン劇場で単独のリサイタルを実施しました。

これは、同劇場が企画した「ディーヴァのリサイタルチクルス」の一環なのですが、チケットは公演ごとに買うことができました。

日本では比較的良く行われますが、ウィーンでグルベローヴァの単独リサイタルというのは、珍しいですね。というわけで、後先を考えずに、本年6月のチケット発売と同時に、Webサイトで購入してしまいました coldsweats01

当初、ピアノ伴奏で行うのかと思いましたが、後日、詳細なプログラムを見るとオーケストラ付きで行うことがわかりました。日本でのリサイタルによく似ていますね。ちなみに当日ですが、オケはWIENER KAMMERORCHESTERが務めました。KAMMERORCHESTERとは言え、メンバーは50名以上だったようで、なかなか立派な演奏を披露してくれました。また、指揮はANDRIY YURKEVYCHでした。

曲目は前半がモーツァルトのオペラ、休憩を挟んだ後半はグルベローヴァお得意のイタリア・オペラから、それぞれアリアが取り上げられました。オケが入っているため、一部は演奏だけの演目もありましが、グロベローヴァは都合5曲歌いました。

Img_105_0274_001

仕上がりは、グルベローヴァらしい完成度の高いものでした。フル・オペラにしっかりと出演できるだけに、余裕綽々というようにも見えましたが…この手のリサイタルでしたら、まだまだ長くご活躍できると思います。ただ、先日、フルバージョンのツェルビネッタを見えてしまったFeriには、やや物足りなく感じました(贅沢なヤツですが… coldsweats01 )。

また、興味深かったのが、舞台衣装が日本公演のものとよく似ていたことです(前半はブルー、後半は赤のドレス)。もしかしたら、同じものかもしれません。そのため、ふと日本のリサイタルを思い出してしまいました。

当たり前ですが、この手の個人リサイタルの場合、お客さまは全員グルベローヴァ目当てでくる訳ですから、アリアが終わった後の熱狂はすさまじいものがありました。

とくにプログラム終了後のカーテンコールは、国立歌劇場以上にすさまじいものがありましたね。結局、アンコールも3曲披露され、お客さまも大満足でした。最後の曲は日本にリサイタルでもアンコールで取り上げられることが多いヨハン・シュトラウスⅡのオペレッタ「こうもり」からアデーレが歌う「田舎娘の姿で」でした。これは、Feriの読みどおりでした heart02 。ご本人もご機嫌が良かったのか、「田舎娘の姿で」を歌っているときのお芝居(特に表情の作り方)が、ノリノリでした。

Img_105_0321_001

とにかくアンコールがすべて終わるまで、誰も帰らないような状況で、カーテンコールは完全なスタンディングオベーションでした。意外に思ったのは、日本では女性のファンが多いのですが、こちらは男性ファンも多いことです。花束を持って舞台近くへ駆け寄ってきたのは、ほとんど男性でした lovely 。また、バラの花を一輪持って、さっと差し出した粋なおじさんがいましたね(花束以上に実はインパクトがあるのですよ)。

ウィーン劇場ということで、楽屋口でのサインはどうかと思ったのですが、楽屋口まで回ってみました。案の定、珍しいリサイタルなので30名ほどのファンが待っていました。その後、グルベローヴァが登場し、楽屋口で、特設サイン会と相成りました。

さて、グルベローヴァの次回、ウィーン登場は2010年1月から2月にかけてのオペラ「清教徒」ですね。

|

« 結局、どうなったの ウィーン南駅 | Main | クリスマス商戦真っ盛りですが… »

Comments

Feriさん、saraiです。
こちらへもお邪魔します。

念願のリサイタル、無事鑑賞、よかったですね。
Feriさんのグルヴェローヴァへの傾倒ぶりもなかなかですね。私もあまり人のことが言えませんが。

来年はsaraiもアン・デア・ウィーン劇場、初体験の予定。みなさんのアドバイスのお陰です。

ところで、後半のイタリアオペラは一体何を歌ったのですか?

Posted by: sarai | December 16, 2009 at 01:38 PM

saraiさま、コメント、ありがとうございます。

今回は、たまたま「ナクソス島のアリアドネ」との日程が近かったからで、恐らくリサイタルだけだったら行かなかったかもしれません coldsweats01
ウィーン劇場は、小さいながら音響は良いですよね。今回、リサタイルで改めて感じました。さて、後半ですが、
ドニゼッティの「ルクレィア・ボルジア」から「TRANQUILLO EI POSA-COM'È BELLO」と、ベルリーニの「海賊(Il pirata)」から、「OH! S'IO POSTESSI COL SORRISO D'INNOCENZA」でした。あと、アンコールでは「ランメルモールのルチア」から一曲取り上げられました。

それから、面白かったのはプログラムに「歌詞」が入っていたことです。曲目紹介ではなく、歌詞というのは珍しいですね。

Posted by: Feri | December 16, 2009 at 02:25 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 結局、どうなったの ウィーン南駅 | Main | クリスマス商戦真っ盛りですが… »