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January 29, 2010

「こうもり」こぼれ話 フォルクスオーパー編 その5

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第5回となった「こうもり」こぼれ話 フォルクスオーパー編ですが、今日は「出演者編 その2」です。

「こうもり」ではアイゼンシュタイン邸の小間使い(女中さん)のアデーレも重要な役ですね。オルロフスキー邸では役者に化ける訳ですから、演技と歌がうまくないと話になりません。かつ、お茶目なところも不可欠です。いわゆるスプレッドという役柄になるそうです。

Feriは今まで、Ute Gfrererさん、Gabriela Boneさん、Alexandra Reinprechtさん(2回)、Heidi Wolfさん(2回)、Natalie Karlさん(3回)、Barbara Payhaさん(3回)、Martina Dorakさん、Bemarda Bohroさん(2回)のアデーレを観ています。

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Martina Dorakさんは好きな歌手ですが、アデーレの雰囲気には、ちょっと合わない感じがしましたね。今まで観た中で、イメージにピッタリだったのはBarbara Payhaさん(2枚目の写真)です。お茶目で、勝ち気な女性を見事に演じていました(失礼ながら、ちょっと顔が大きいのですが、逆の表情の変化がよくわかり、アデーレにはぴったりです heart04 )。ちなみに冒頭の写真では右側がBarbara Payhaさんです。

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同じく3回観ているアデーレ役のNatalie Karlさんは、色っぽい感じがして「男に取り入ってでも、一旗揚げたい」という野心がひしひしと伝わってくるタイプです。右側の写真、中央に移っているのがNatalie Karlさんです(左側は指揮者のAlfred Eschwéさんです)。

歌唱力と演技も見事で、彼女なりのアデーレを創っていました。なお、コロラチューラのテクニックは、必ずしも高いとは言えないのですが、声量と演技力でカバーしていましたね。

カウンターテナーかメゾソプラノが起用されるオルロフスキー役も、舞台を引き締める重要な役です。一時、国立歌劇場と掛け持ちで出演していたElisabeth Kulmanさんはフォルクスオーパーでも3回観ています。実はそれ以上に多く観ているのが、Annely Peeboさん(4回)です。面白いことに彼女は2000年12月に観て以来、ご無沙汰だったのですが、このところ3回続けて観ています(2009年5月~9月)。

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やはり印象に強く残っているのは国立歌劇場と掛け持ちで同じ役を演じたElisabeth Kulman さんでしょうか(写真の左から3人目がElisabeth Kulmanさんです。ちなみに左からアイゼンシュタイン役のThomas Sigwaldさん、ロザリンデ役のEdith Lienbacherさんです。右側はアデーレ役のBarbara Payhaさんです) 。正直、同じ役で両劇場に連続で登場するとは、びっくりしましたね coldsweats01

国立歌劇場版と同じく、切れ味が鋭く、2幕でアイゼンシュタインに迫るシーンでは、アイゼンシュタインがびびるほどの迫力がありました(びびってもらわないと、こうもり博士が脚本を書いた「笑いの復讐」にはなりません smile )。余談ですが、不思議なもので、フォルクスオーパーの方が、良い味が出ていたように感じました(これは、演出と指揮によるところがあるかもしれません)。

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Annely Peeboさんは、歌はうまいのですが、個性の出し方が弱いため、Elisabeth Kulmanさんに比べると役柄の上での存在感が薄い感じがしますね。このほかにオルロフスキー役は、Gabriele Simaさん(2回)、Chariklia Mavropoulouさん、Karine Ohanyanさん、AndreaBamgさん、Antigone Papoulkasさん、Daniela Sinclram、AnmeaBomgさんなどを観ています。いずれもメゾソプラノの方で、残念ながらカウンターテナーが出演した公演は現地では観ていません weep 。右の写真で左から三番目に写っているのがAnnely Peeboさんです。

「こうもりの復讐」の仕掛け人、ファルケ博士役ですが、Mathias HausmannさんとDaniel Schmutzhardさんが各4回となっています。このほか、Markus Werbaさん、Reinhard Alessandriさん(2回)、Adrian Erödさん(2回)、Einar Th.Gudmundssonさん、Klemens Sanderさんなども観ています。なおAdrian Erödさんは国立歌劇場との掛け持ち組です。

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この中で、Feriがファルケ役として決まっていると思ったのはMathisaHausmannさんです(左側の写真で一番左に写っている長身の男性がMathisaHausmannさんです。隣はロザリンデ役のEdith Lienhacherさん、その隣はアルフレード役のAlexander Pinderakさん、アデーレ役のNatalle Karlさんです)。

彼は、歌唱力がある上、演技もうまく、舞台上でも存在感を発揮していました。また、同じく4回観ているDaniel Schmutzhardさんも、2幕で群像の中に埋没するようなこともなく、うまく個性を発揮していました。この二人は甲乙付けがたいところでしょうか confident 。なお、Adrian Erödさんは両方の劇場に出ているのですが、今ひとつ役のイメージに合わない感じがしましたね。

notes 今日も、またまた長くなってしまったので、「出演者編」は明日に続きます coldsweats01

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