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February 06, 2010

フォルクスオーパー・スペシャル「パウル・アブラハムの夕べ」

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今日はフォルクスオーパーで行われたスペシャル公演のお話です。

「ハワイの花」のプルミエを前に、2月4日、パウル・アブラハムの作品を取り上げたフォルクスオーパー・スペシャル「パウル・アブラハムの夕べ」(Paul Abraham Soiree 副題:Kann nicht küssen ohne Liebe)が開催されました。まぁ、前夜祭といったところですね(実際は、中2日ありますが…) happy01

最近では、プルミエの前には、Stefan Mickischさんによるレクチャー・コンサートが行われるケースが多かったのですが、今回は趣向を変えたプログラムです。

今日はフルオーケストラが出ないので、例によってオーケストラピットはジャッキアップされており、向かって左側にピアノとベースなどが並んでいました。また舞台、右側にはテーブルといすもセットされていました。

司会進行はフォルクスオーパーの演劇マネージャーChristoph Wagner-Trenkwitzさんです。出演者は、Melba Ramosさん、Elisabeth Schwarzさん、Birgid Steinbergerさん、Boris Ederさん、Béla Fischerさん、Morten Frank Larsenさん、Sándor Némethさん、Sebastian Reinthallerさんという「豪華な面々」でした。

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また、演奏はピアノがBéla Fischerさん、ベースがJulius Davasさん、クラリネットとサキソホンがHelmut Hödlさんが担当しました。

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さて、プログラムですが、最初は、Christoph Wagner-TrenkwitzとSándor Némethさんの対談から始まり、パウル・アブラハムが活躍した時代背景や作品などについて語られました。

Sándor Némethさんの対談は初めて観たので、非常に興味深かったですね。元々パウル・アブラハムと同じハンガリーのご出身なので、適任者でした。

その後、パウル・アブラハムの作品が、クリストフさんの軽妙なお話を交えながら、各歌手(ソロ、デュオ、トリオ)によって披露されました。代表作である「ヴィクトリアの軽騎兵」「サヴォイの舞踏会」「ハワイの花」などからの抜粋です。

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とくに「ヴィクトリアの軽騎兵」の中にある「私のママは横浜生まれ」(Meine Mama war aus Yokohama)は、Feriは「生」では初めて聴きました。なかなかリズム感あふれる曲が多いですね。当時流行していたアメリカ音楽であるジャズの影響を受けているのでしょう。

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歌手の皆さんはレベルが高いのですが、特にMorten Frank LarsenさんとSebastian Reinthallerさんは、なかなか良かったですね。また、Sándor Némethさんは、例によってタップダンスを披露しながらの歌となりました(ノリノリです)。皆さん、通常のオペレッタ以上に楽しみながら歌っているのがよくわかりました。

1時間30分の公演なので、休憩ななく、一気にエンディングまで突っ走ります。お客さまも、オペレッタファンが多いようで、クリストフさんのお話が非常に受けていました。当然、歌手に対する拍手も、通常のオペレッタよりも盛大でしたね。

プルミエの前に、こういった催しを開催し、多くのお客さまが集まるところにウィーンの「音楽文化に対する奥行きの深さ」を感じることができました confident

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