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February 17, 2010

興味深いウィーンの住民投票 その中身は?

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今日は、現在、ウィーン市で行われている「住民投票の話題」をお伝えしましょう。「行われている」と、現在進行形で紹介したのは、この投票、投票権のある住民に投票用紙が配布され、郵送で投票する仕組みになっているからです(締め切りは3月のようです)。

さて、今回の住民投票のテーマになっている案件は、以下の四つです。

1.地下鉄の週末24時間運転にする
2.気性が荒い犬の飼い主をライセンス制にする
3.小学校を終日化する
4.旧市街への自動車乗り入れ禁止する

興味深い内容が並んでいますね。まず、「地下鉄の週末24時間運転化」ですが、現在、ウィーンでは バスが、ナイトライン(NightLine、路線ナンバーにNの頭文字が付きます)という名称で、深夜運転を行っています(日本の深夜バスと同じですね)。おおむね30分に1本程度走っています。

それに加えて、週末だけ地下鉄も24時間運行しようというものらしいのですが、実際、鉄道の終夜運転は、非常にコストがかかりますから、営業的にペイするのでしょうかね。

面白いのは「気性が荒い犬の飼い主をライセンス制にする」という案です。ウィーンにいらっしゃった方は、「ウィーンの 犬は、みなよく躾けられている」とお感じになると思います。

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実際、Feriもホイリゲやカフェなどで、飼い主と一緒の愛犬を見かけますが、本当に躾が徹底しています。ですから、こういった規制は必要ないのでは…と思っていたのですが、

実は、最近、愛犬家のマナーが悪くなっているそうです。特に気性の荒い犬のトレーニングをこともあろうに、普通の公園でやっている飼い主もいるとか。例えば、子供さんの事故防止用としてブランコなどの遊具に設置されている保護カバーに噛み付かせるといった行為が目立つようです 。そのため、ライセンス制にして、きちんと犬を管理してもらおうという考え方なのでしょう。いわゆる「規制強化」ですね。

小学校の終日化」ですが、こちらの小学校は、昼食なしで13時くらいまで授業を行い、ここで終わり。普通、親御さんが学校に迎えに来て、家に帰ってちょっと遅めのお昼を食べる…というパターンです。で、これを日本のように授業を午後まで延長しようというものだそうです。そうなると、日本のように給食というシステムがないですから、お昼はどうするのでしょうかね。反対意見も多そうな気がしますが、どうなるでしょうか。

最後の「旧市街への自動車乗り入れ禁止」ですが、これも大胆な「規制強化」だと思います。実際、いまでもケルントナーシュトラーセやグラーベンなどへの自動車乗り入れは時間帯指定ですから、歩行者が特に困る…ということもないのですが。恐らく乗り入れ禁止になっても、住民や特定の商業車両には通行証のようなものが発行されるとは思うのですが…

ちなみに、これらの住民投票ですが、選挙対策として、住民の人気取りのために実施しているようです。実際、野党からは「経費の無駄ではないか」といった意見もでているとか…選挙が近くなると、いずこも同じですね。

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