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March 01, 2010

番外編 ドレスデン・オペレッタ劇場「白馬亭にて」(前編)

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冬季オリンピックも終わりましたが、オーストリアはアルペン男子では金メダルがゼロでしたねぇ。Feriもちょっとショックでした。

さて、3月最初話題は、今日は久しぶりにシュタット・オペレッタ・ドレスデンの話題を、2回、連載でお届けします。

昨年、シュタット・オペレッタ・ドレスデンのWebサイトでプログラムを見ていたら、何とベナツキー作曲の「白馬亭にて」が上演されていることがわかりました(気づくのが遅いですねぇ coldsweats01 )。

当初、2009年12月に立ち寄ろうかと思ったのですが、気づいた時にはチケットは完売 weep (さすがに「白馬亭にて」はドイツでは人気がありますね bearing )。

では、次の上演は…と探していたら、ちょうど2月上旬に公演があることがわかりました(間の空き方が微妙)。幸い、こちらはチケットを確保することができたので、寄り道をしてドレスデンへ行ってきました(ちなみに、当日、ウィーン国立歌劇場では「ばらの騎士」を上演中。普通はこちらですよねぇ。最もFeriも当初は、こちらを考えていたのですが、「オペレッタにはまっている男」としては、ドレスデンの「白馬亭にて」は外すことができません wink )。

元々、「白馬亭にて」はFeriの好きなオペレッタの一つなのですが、さらに興味があったのは、ドイツで大ヒットしたオペレッタをドレスデンがどのように料理しているか…と、いつもはおとなしいドレスデンのお客さまが、どんな反応を示すか…という点です。

過去、何回かシュタット・オペレッタ・ドレスデンを訪問していますが、基本的にウィンナワルツものは、余り得意ではない感じがしています。反面、ミュージカルなどでは、良い味を出していましたので、「白馬亭にて」は期待できる…と踏んだ訳です。

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さて、当日、プログラム(冒頭の写真)を購入したところ表紙に「REVUEOPERETTE」と書かれており、同カンパニーが本作品を、どのように位置づけているかがよくわかりました(ちなみにドイツのテレビでは、派手なレビューものをよく放送しており、ドイツの皆さまは「レビューが大好き」なことがよくわかります)。

また、例によって、お客さまの90%はご年配の方でした(年金生活者の皆さまでしょうかね。また ticket チケットが安いのですよ)。

さて、今日の指揮はErnst Theisさんが務めました。主なキャストは白馬亭の未亡人女将ヨゼファ役はIngeborg Schöpfさん(2008年のメルビッシュで同じ役をつとめた人)、給仕長レオポルド役はFrank Oberüberさん、弁護士のジードラー役はChristian Grygasさん、ベルリンの企業家ギーゼケ役がJürgen Maiさん、ギーゼケの娘オッティリエ役はIsabell Schmittさん、ギーゼケを相手に裁判中の企業家ジェツルハイマーの息子ジギスムント役がMarcus Günzelさん、昆虫学者のヒルゼルマン教授役がHeinz Behrensさん、ヒルゼルマン教授の娘クレールヒェン役がJeannete Oswaldさん、カイザー役はReinhold Stövesandさん、ピッコロ役はHenryk Wolfさんといった面々でした。

まさか、ここでメルビッシュに登場していたErnst Theisさんに、同じ役で再開するとは思いませんでしたね(まぁ、あちらはFeriが、両方来ていたとは知るよしもない訳ですが coldsweats01 )。それだけ「はまり役」なのでしょう。なお、今回の方が、舞台が狭い分、演技を十分に楽しむことができました。

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さて、舞台装置に関しては、如何せん、シュタットオペレッタ・ドレスデンは舞台が狭いので、「白馬亭にて」のように、ある程度広さが要求される「アウトドア系の演目」の場合、大変です。で、今回は、徹底的に簡素化して、メリーゴーラウンドが舞台奥にあり、これを上手に使いながらお芝居を展開するという方式だった(一応中央が「ホテル白馬亭」。でもオブジェです coldsweats01 )。

お芝居は、舞台前面のテラス席を中心に行っていました。狭いながらも、ホテルの窓から顔を出すシーンも用意されていました。

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また、物語の進行上(白馬亭にやってくる人が多いため)、通常よりも客席側からの出入りが多くなっていました。今回、驚いたのは、バレエメンバーの衣装交換数が多いことです。とにかく短時間で衣装交換をして出てくるので、実際に出演している人数の倍はいるように錯覚してしまいました。また、一部のパートではバレエメンバーも歌っていましたね。

さて、注目のお話ですが、大筋はオリジナルに沿っていますが、細かい味付けが違っています。

第一幕は、普通、「観光客で賑わう白馬亭の前」でスタートしますが、今回は、その全段で郵便配達人の女性とピッコロのやりとりがなど加わっていました(そのため、演奏曲も一部アレンジ)。その後、例によってバスで観光客が到着し、てんやわんやになるおなじみの展開になります。弁護士のジードラーは自転車にまたがって登場。ふと、メルビッシュを思わせる演出した。しかし、狭い舞台でよくやりますね。

ところで、白馬亭の「メイド(バレエチーム)の衣装」が通常のディアンドルではなく、場末のキャバレーを思わせる露出度の高い衣装でした。まぁ、男性のお客さまにサービスかな happy01

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その後、牛小屋でオッティとジードラーが出会う場面になります。ここでは「」の取り扱いがポイントですが、女性バレエチームが牛に扮して、舞台を所狭しと踊っていました。

この牛、色がパープル。そう、「パープルの牛」と言えば、チョコレートで有名なmilkaのパロディです(こちらの人は皆知っていますね)。第三場は、再び観光客で賑わう白馬亭の前です。シュタットオペレッタ・ドレスデンの場合、第一幕後に休憩が入りました。ちなみに第一幕は50分ほどでした。

notes 後半は明日、お届けします happy01


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