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March 22, 2010

楽しい「中庭巡り」はいかがですか?

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日本は21日が「春分の日」でお休み。そして、今日、3月22日は振替休日で、連休となっています。

という訳で、今日は連休向きの話題として ウィーンの街歩きにまつわる話題」をお届けしましょう。

旧市街を中心にウィーンには集合住宅が多いのですが、その関係か、いわゆる「中庭」が数多く存在します。

ウィーンの中庭で興味深いのは、「パウラッチェ」と呼ばれる回廊があるところです。この回廊から、それぞれの住まいへ入るような仕組みになっています。つまり完全な「生活空間」ということになりますね。

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また、中庭の両側に門があり、平行する通りを結ぶ「抜け道的な存在」になっているところもあります。こういった中庭も本来は「私有地」ですから、勝手に通ってはいけないのかもしれません。しかし、地元の皆さんは普通に「抜け道」としうて利用していますね。

いわゆる有名観光施設巡りも良いですが、こういった中庭巡りも違った楽しさがあります。ところで、元々観光施設ではないため、中庭を探すのは、それなりに大変なのですが、以前、当ブログでもご紹介した「ウィーン おとなが楽しむこどものための街歩きガイド」あたりを持って旧市街を回っていると、こういった中庭に出ることがあります

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とは行っても、ヒントがないと困りますので、興味深い中庭に関連する情報をご紹介しましょう。

その1 「Blutgasse3」(ブリュートガッセ)
門の奥には、17世紀に作られたというパウラッチェンハウスがあります。なかなか見応えがありますね。

その2 「Singerstrasse7」(シンガーシュトラーセ)
「ドイツ騎士団の家」があるところで、ここは二つの中庭を備えています。外観は17世紀の建築様式だそうです。

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その3 「Weihburggasse16」(ヴァイブルクガッセ)
ここは、中庭に面して、雑貨を扱うショップ(フェアミッシュテ・ヴァーレンハンドルンク)がありますので、比較的自由に入ることができますね。ウィーンのお土産を探しに行ってはいかがでしょうか。

その4 「Beckerstrasse7」(ベッカーシュトラーセ)
ここで中庭にある回廊では、鋳鉄細工を見ることができます。ここの住宅は16世紀に建てられたルネッサンス様式のものだそうです。ちなみに、鋳鉄細工は、ビーダーマイヤー時代の画家フリードリヒ・アーメリンクが収集したものだとか…(奥が深いですね)。

このほか、旧市街以外でもマリアヒルファー・シュトラーセ(6区)付近でも、興味深い中庭を探すことができます。まぁ、この手の街歩きは、自分で探し出すところに楽しみがありますので、皆さまもお暇な折りにはお散歩がてら、地図を片手にお出かけになってはいかがでしょうか。一応、付近の地図を載せておきました

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ただ、中庭の多くは、最初にご紹介したように商業施設や観光施設ではない「私有地」なので、見学にはそれなりの配慮が必要でしょう。例えば大声で話をすると、周囲の建物に反響して、意外と大きな音になってしまいます 。また、ゴミなどを捨てるのはもってのほかですね。そういったマナーを守った上で、中庭を巡ると、いつもと違った「素顔のウィーン」を味わうことができると思います。

ウィーンも春らしくなってきたので、こういっ「た街歩き」にはぴったりの季節になってきました。 春から初夏にかけての方がよいでしょうね

なお、ウィーン市観光局のWebサイトにも情報が掲載されていますので、こちらも参考になると思います。

また、当ブログでもご紹介した「ウィーン おとなが楽しむこどものための街歩きガイド」も「中庭巡り」にはお役に立つと思います。是非、本書を里帰りさせてあげてください

ところで、皆さまからリクエストがあれば、Austria-fan.comさんにお願いして、グーグルマップ付の「中庭ガイド」を記事にしてもらおうと考えています。皆さん、いかがですか?


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Comments

僕は路地歩き専門のちび猫。静かな塀の上で日向ぼっこをするのは最高。時々迷い込んでくる観光客を片目で観察するのも面白い。いい大人がみんな子供のように目を輝かせて嬉しそう。音楽、美術のウィーンが「おらが街ウィーン」になっているに違いない。僕もうれしい。

日本でもタウンウォッチングが盛んで、大正・昭和を感じられる路地は心に沁みるものがありますが、ウィーンの中庭も心の安らぎと思いがけない庶民の生活、歴史を見たりと絶対お勧めです。

Posted by: ちび猫 | March 25, 2010 07:24

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