« 「ピッコロ君」こぼれ話 | Main | 番外編:30万アクセスを達成しました »

March 14, 2010

ウィーンの住民投票、さてその結果は?

Img_104_2402_001

今日は、2010年2月17日付けの当ブログでお伝えした「ウィーンの住民投票の結果」について、お伝えしましょう。

まず、今回、実施された住民投票内容のおさらいから‥。住民投票の対象となった案件は、以下の四つで、郵便による投票方式で実施されました 。住民は、四つの案件すべてに賛成、反対の票を入れることもできますが、一部の案件だけ投票することも可能だったそうです。

この投票ですが、結果についての法的拘束力はなく、あくまでも市議会や当局が政策を決定するにあたっての「参考」という位置づけだったとか‥

1.地下鉄の週末24時間運転にする

2.気性が荒い犬の飼い主をライセンス制にする

3.小学校を終日化する

4.旧市街への自動車乗り入れ禁止する

一部は、観光客の皆さまにも関係のあるテーマですね。

なお、今回の住民投票は、議会での審議の参考にするもので、結果を直ちに政策に反映させる訳ではありません。さて、今回、実施が決まったものは、次の二件です。

まず、 地下鉄の週末24時間運転」(24-Stunden-U-Bahn)が決まりました。気になる実施時期ですが、このほど9月4日(第一土曜日)から実施さえることが正式に当局から発表されました。

Img_104_8471_001

計画では深夜は15分間隔で運転されるようです。深夜運転で心配されるのが、セキュリティです。残念なことに、最近はウィーンでも治安が悪化しています。そこで、Wiener linineでは、警察とも連携をとり、深夜時間帯の安全確保対策を強化するようです(警察官の巡回など)。同時に、独自の保安対策として、現在、一部の車両で導入されている監視カメラの増強も検討しているようです。

なお、地下鉄の話題としては、2010年10月2日にU2がStadionからAspernstraßeまで延長開業されることが発表されました。U2がいよいよドナウ川を越えて、対岸まで延長されることになります。

2010_03_09_hund

そして、もう一つ実施が決まったものが、 気性が荒い犬の飼い主をライセンス制にする」という案件です。こちらの方は7月1日から、「凶暴化しがちな犬種」の飼い主は、許可証(Hundefuhrschein)の取得が義務づけられることになりました。許可証なしで「凶暴化しがちな犬」を所有しいる場合は、警察が直ちに該当する犬を収容できるようです。また、飼い主も、警察に検挙されるという厳しい条例になるようです。

Img_104_2621_001

この「気性が荒い犬の飼い主をライセンス制にする」という条例については、Feriも正直、驚きました。というのは、こちらにいらっしゃった方はご存知だと思いますが、こちらの犬は非常に躾がしっかりしていますよね。また、多くの飼い主が犬をコントロールしていることから、レストランやカフェー、ホイリゲといった「公共の場所」にも犬を同伴して入ることができます。

もちろん、凶暴化しがちな犬でも、ちゃんと躾をしている飼い主さんも数多くいらっしゃると思います。しかし、こういった条例が施行されるということは、ここウィーンでも犬を飼う人のモラルが低下しているということなのでしょうね。なお、写真は「凶暴化しがちな犬」とは直接関係はありません。

なお、残る二つの案件についても、いずれ議会などで結論が出ることでしょう。


「人気ブログランキング」に登録しています。下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります。


Banner_br_sakurabird

街角の話題 |

« 「ピッコロ君」こぼれ話 | Main | 番外編:30万アクセスを達成しました »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 「ピッコロ君」こぼれ話 | Main | 番外編:30万アクセスを達成しました »