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April 27, 2010

フォルクスオーパーの新シーズンを分析する<その1>

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今日は「フォルクスオーパーの2010/2011シーズンの話題」です。先日、プログラムの速報をお伝えしましたが、その後、Steppkeさまからの情報提供などを踏まえて、週末を利用して少し内容を細かく分析してみました。

○チャールダーシュの女王
基本的にレパートリー公演(再演)なので、演出は従来と同じくRobert Herzlさんです。そして、指揮ですが、現時点ではRudolf Biblさんの起用が予定されています。これだけでも一見の価値があります heart04 。Feriは、残念ながらRudolf Biblさんが指揮した「チャールダーシュの女王」は観たことがありませんので、オーケストラをどのように響かせてくれるのか興味がありますね。

さて、現時点で予定されている出演者ですが、シルヴァ役はIngeborg SchöpfさんとMiriam Sharoniさん、リッペルト侯爵(レオポルト・マリア)役はPeter MatićさんとPeter Piklさん、エドウィン役はDominik KöningerさんとLadislav Elgrさん、スタージ(アナスタシア)役はAnita GötzさんとElisabeth Schwarzさん、ボニ役はJeffrey TreganzaさんとRoman Martinさん、そしてフェリ・バチ役はWolfgang GratschmaierさんとMarko Katholさんとなっています。

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タイトルロールのシルヴァ役ですが、Ingeborg Schöpfさんは、メルビッシュの「白馬亭にて」でヨゼファ役を演じた方で、現在、シュタット・オペレッタ・ドレスデンでも活躍中の歌役者さんです。彼女はお芝居も歌も上手なので、これは期待できます。
一方、Miriam Sharoniさんは、今シーズン「ハワイの花」でハワイ王女ラヤ役を務めた方です(フォルクスオーパーへのデビューは2001年の「ウエストサイドストーリー」マリア役です)。Feriはあいにく、彼女が出演した「ハワイの花」は観ていませんので、何とも評価の下しようがないのが残念です。

スタージ役に予定されているElisabeth Schwarzさんは、最近フォルクスオーパーの「こうもり」ではイーダ役を演じています(この他、「微笑みの国」のミー役も演じています)。なかなかコミカルな演技が上手な方です。一方、Anita Götzさんについては、Feriは観たことがないので、残念ながらコメントできません。Webで検索したところ、かわいらしい感じのソプラノ歌手なので、雰囲気は合っているかもしれません。

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エドウィン役に予定されているLadislav Elgrさんは、フォルクスオーパーには良く出てくる歌役者さんですね。最近でも「かの地から来た従兄弟」のアウグスト役(写真)、「こうもり」のアルフレード役などに起用されています。こちらは期待が持てそうです。

ボニ役に予定されているRoman Martinさんは、実は、今夏、バードイシュルのレハールフェスティバルで上演される「チャールダーシュの女王」に同じ役で出演します。という訳で、これを観れば役にピッタリかどうかはよくわかりますね。

Feriがショックだったのは、フェリ・バチ役からSándor Némethさんが外れてしまったことです weepWolfgang Gratschmaierさんは、今シーズン「ルクセンブルク伯」でロシア領事バジール役として起用されています。フェリ・バチ役と雰囲気が合うかどうか、微妙なところですね。

一方のMarko Katholさんは、2008年2月にフォルクスオーパーで上演された「チャールダーシュの女王」ではボニ役に起用されています。ボニからフェリ・バチへ昇格?したと考えて良いのでしょうかね。ちなみにボニ役の時の感想は、お芝居が上手で、声量もあったので、新しいフェリ・バチ像が期待できます(まぁ、Sándor Némethさんも若いことはずいぶん、軽い感じのフェリ・バチを演じていましたからね)。

リッペルト侯爵役はPeter MatićさんとPeter Piklさんのお二人が予定されています。Peter Piklさんは、今シーズン「Guys and Dolls」に出演しています。また、過去に「メリーウィドウ」のツェータ男爵役を務めたこともあります。一方のPeter Matićさんもフォルクスオーパーによく出演されている俳優さんです。お二方ともベテランですから、良い味を出してくれることでしょう。

どうも、この手の話題は長くなってしまうので、続きは明日、お伝えしましょう coldsweats01


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