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May 14, 2010

自転車道路を整備中

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今日から「 ウィーン芸術週間 」が始まります。6 月20日までの約1ヶ月間にわたり、市内の会場(劇場)でオペラ、コンサート、演劇などがプログラムが繰り広げられます。

この「ウィーン芸術週間」ですが、第二次世界大戦後の1951年(まだ、完全な独立前ですね)に始まったイベントだそうです。「人が生きていくためには、パン以外の物も必要だ」ということを身をもって示した「ウィーン市民の誇り」が今日にまで生き続けている…という訳です。こういった逸話を聴くと、芸術に対する思い入れの深さがわかります。

そうそう。昨日13日が祝日でしたので、今日、14日の金曜日はウィーン名物 窓の日」にあたりますね。

さて、こちらは芸術とはちょっと関係ありませんが、「自転車用道路のお話」をお届けしましょう。

オーストリアに限らず、ヨーロッパは 自転車が盛んですが、自転車を快適に利用できる環境整備も進んでいます。

4月にウィーンで行われた「バイク・フェスティバル」(バイクと言っても、自転車のことです)の会場でも、ウィーン市の自転車用道路整備計画が展示されていました。

実は、ウィーンでも自動車のドライバーからすると「ルールを守らない自転車」は 迷惑な存在なので、専用道路(専用レーンを含む)の整備は急務になっているようです。当然ですが自動車、自転車、歩行者が分離した形の道路が理想的ですよね。

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会場では、色々なプランが展示されていましたが、一つのモデルとして提示されていたものは、片側1車線の車道が6.5メートル、路肩の駐車帯が2.5メートル、自転車専用レーンが1.6メートル、歩道が2.17メートルという区分けでした。これを見ると、自動車用のスペースを削減して自転車用に宛てているようです。

また、歩道の幅を十分とっているところがウィーンらしいですね 。日本では舗道上に電柱が敷設されているため、実際には歩道の幅をフルに使うことができません。その点、ウィーンでは電線は地中埋設が基本ですから、2メールという歩道幅はフルに使えるのがうらやましい限りです。

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もう一つ興味深かったのは、地下鉄U4沿いの河川敷を利用して自転車用道路を整備するというプロジェクトです。もちろん、自転車用道路だけではなく、あわせて遊歩道も整備するようですが、これが実現するとちょっと変わった街歩きを楽しむことができますね。この川は堀割になっているため、途中に上からアプローチするためのスロープなども設置されるようです。

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この他、会場には自転車用道路やレーンの整備前、整備後を比べた写真なども展示されており、「ウィーン市は自転車の利用を後押ししていますよ」というPRに努めていました。

そうそう、自転車用道路を紹介した地図なども無料で配布していました。いずこも最近は、税金の使い方がシビアになっていますから、こういったPRも大切なのかもしれません


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街角の話題 |

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Comments

feriさん、こんばんは。

ウィーン名物「窓の日」とは、どのようなものなのでしょうか?

そのまんまですが、窓をきれいにする日?

14日 金曜日の時だけが「窓の日」になるのでしょうか?

Posted by: nao | May 14, 2010 18:01

naoさま、ご質問、ありがとうございます。

何回かご紹介しているのですが、最近ご覧になった方は「わからない」ですよね。

実は祝日と休日の間の平日(例:木曜日が祝日、金曜は平日、土曜日と日曜日は普通はお休み)を指します。

別に窓を一斉に掃除する日ではありません。

なぜか、この「窓の日」に該当する日、お勤めになっている方が突然、朝体調不良になったりして、病欠(当日欠勤)になることが多いそうです。これはお役所でも同じで、この「窓の日」にお役所に行くと、職員が少なくなってしまっているため、大変待たされるとか。

別に「本当に病気になる」訳ではなく、自主連休にするため「ズル休み」にするというものです。実際、市民の皆さんの中にも、心当たりのある方が多いため、“今日は「窓の日」だからしょうがないね”という話になるとか

Posted by: Feri | May 14, 2010 19:50

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