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May 20, 2010

物議をかもしだしそうな展示会

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今日は、ちょっと「変わった展示会の話題」です。

Feriは実際には見に行っていないのですが、今、ウィーンでちょっと話題になっている美術展があります。日本でも一部で報道されているので、ご存知の方もいらっしゃると思います。

この美術展は、5月19日からウィーン応用美術館(Wiener MAK)で始まった北朝鮮の美術品を紹介する特別展「故金日成主席にささげる花」(ドイツ語の原題は「Blumen für Kim Il Sung」)です。報道によると北朝鮮国外で開かれる同国の美術展としては、過去最大規模だそうです。

労働者や平壌市内の様子を描いた油絵や水墨画など約100点をはじめ、社会主義の象徴である赤を多用したポスターや、平壌のチュチェ思想塔の模型なども展示されているそうです。

プレッセのWebサイトには美術展の様子が紹介されていましたが、「いかにも北朝鮮らしい芸術作品」が多数並んでいますね。

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ちなみに、応用美術館のネーバー館長は“北朝鮮の芸術を考察する絶好の機会である”と強調しているそうです。たしかに純粋に芸術的な見方をすれば、こういった見解になるでしょうね think 。一方、マスコミは“北朝鮮のプロパガンダになりかねない”という批判的な論調です。

一連の拉致事件などの当事者である日本人としては複雑な感じがしますが、もともとオーストリアは北朝鮮と国交がありますし、かつて北朝鮮系の銀行が営業していた国なので、あまり抵抗がないのかもしれません。そういえば、今でも北朝鮮関連のグッズを販売しているお店もありますね think

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なお、応用美術館は「デザインの殿堂」として知られています。中世から現代へ至る家具、ガラス製品、陶磁器、銀器、テキスタイルなどが展示されています。そしてハイライトはユーゲントシュティルで、グスタフ・クリムトがブリュッセルのストックレー邸のためデザインした黄金の壁面装飾の原画も展示さています。詳しくは応用美術館のサイトをご覧ください。

なお、この展示会は9月5日まで開催される予定になっています。ご興味のある方は、足を運んでは以下でしょうか。


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