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June 01, 2010

2010世界生活環境調査 ウィーンが再び一位に

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6月最初の話題は、マーサー社が実施している世界生活環境調査の結果をお伝えしましょう。

このほど、同社が発表した2010年世界生活環境調査の結果、生活環境ランキングでウィーンが昨年に続き一位になりました 。ちなみに最下位はバグダッドだそうです

調査結果によると、二位はチューリッヒ、三位はジュネーブ、四位はバンクーバーとオークランドになりました。
マーサー社によるこの「世界生活環境調査」は、政府や多国籍企業が、従業員を海外に派遣する際に、報酬を公平に決定するためのデーターとして活用する目的で実施されているものだそうです。

つまり、派遣地域により企業・組織が、社員に対する報酬加算を調整するための資料という訳です。となるとウィーンに派遣される場合は、“ウィーンは生活環境が良いから”という理由でお手当が少ないのでしょうか 。逆に最悪の環境であるバグダッドはきっとプラスαが沢山付くのでしょうね。

なお、ランキングは、
1. 政治・社会環境(政情、治安、法秩序等)
2. 経済環境(現地通貨の交換規制、銀行サービス等)
3. 社会文化環境(検閲、個人の自由の制限等)
4. 健康・衛生(医療サービス、伝染病、下水道設備、廃棄物処理、大気汚染等)
5. 学校および教育(水準、およびインターナショナルスクールの有無等)
6. 公共サービスおよび交通(電気、水道、公共交通機関、交通渋滞等)
7. レクリエーション(レストラン、劇場、映画館、スポーツ・レジャー施設等)
8. 消費財(食料/日常消費財の調達状況、自動車等)
9. 住宅(住宅、家電、家具、住居維持サービス関連等)
10. 自然環境(気候、自然災害の記録)
といった10項目について、ポイント加算式で行われます。なお、ニューヨークのスコアを100として各都市のスコアを算出しているそうです。

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今回も一位となったウィーンのポイントは 108.6、最下位バグダッド(221位)は14.7となっています。ちなみに日本は東京が40位、神戸と横浜が41位、大阪が51位、名古屋が57位となっています。

上位25都市を見ると、前回の調査に引き続き、ヨーロッパの都市が多くを占めています(まぁ、アメリカの調査ですからねぇ )。アメリカの最高位はホノルルの31位で、サンフラン シスコがそれに続き32位となっています。

また、今回から「エコ都市ランキング」が導入されたのですが、こちらは首位がカナダのカルガリーだそうです。また、日本の神戸が9位にランクインしています。

こちらの調査は、水道の供給力および水質、廃棄物処理、下水設備、大気汚染、交通渋滞という観点から、「エコロジー」に関するスコアも算出したものだとか。気になるウィーンですが、なぜかエコ都市ランキングの50位以内には顔を出していません。

なお、両調査とも第三者機関が独自の視点で評価したものですから、住んでいる人の実感とイコールではないかもしれません。

なお、詳しい解説や同社の見解は、マーサー社のWebサイト(日本語版はここ)をご覧ください。


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