
今日も、またまた「番外編」にお付き合いください。Steppkeさまは、フォルクスオーパーで現演出最後の「メリーウィドウ」を楽しまれたようですが、Feriは日本版の「メリーウィドウ」です。
テレビやコンサートでおなじみのブルーアイランド氏こと青島広志さんが企画構成から手掛けたている「東京室内歌劇場コンサート・オペラ・シリーズ」に、今年は「メリー・ウィドウ」が取り上げられました。
Feriは、今まで青島広志氏が企画したコンサートなどは観たことがありませんでしたが、今回はオペレッタがテーマとあって、出かけることにしました
。
青島広志さんは、お客さまのことを第一に考えている人で、今まで劇場に足を運ぶ機会がなかったというオペレッタ初心者のお客さまにも楽しんでいただけるよう、低価格でありながら、高レベルのオペレッタ作品づくりを目指したとか。何しろ独特の世界観を持つ「アオシマワールド」がウリですから、どんな演出になるか、興味を持って出かけました。今回の会場は、東京・半蔵門にあるTOKYO FMホールでした。
まず、お話の舞台はパリではなくて、東京にある東京室内大学という架空の音楽大学で行われる創立50周年記念パーティが舞台です。創立記念パーティなので、出席者は音楽大学のOBやOG、さらに新国立音楽大学、藤原音楽大学、二期音楽大学などからも来賓が出席してきます。
もう、おわかりですね。日本の代表的なオペラカンパニー(実は、そこに出演している歌手の皆さんが、今回登場しています)のパロディです
。しかも、東京室内大学は財政難で経営危機状態。何とか、同音楽大学出身音OGであるハンナさんの遺産を大学に寄付してもらいたい…というのが理事長の思惑です。大学教授のダニロはどうやって、ハンナの心をつかむのでしょうかね。
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