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July 10, 2010

スナックスタンドも色々

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マスコミでも大きく取り上げられたアメリカでのロシア美人スパイ事件ですが、結局、両国のスパイを相互に交換する形で決着がつきました。で、その交換場所となったのが、なんとびっくり、ウィーンのシュヴェヒャート空港だったのです。厳戒態勢の下、9日の正午、空港構内でスパイの交換が行われました。なぜ、ウィーンが選ばれたのか…そう、一応「中立国」だから…だそうです。映画みたいですね。

さて、今日はスパイとは無縁のウィーン市内で見かける「スナックスタンドのお話」です。ウィーンにお出かけになった皆さんはご存知だと思いますが、市内にはスナックスタンドが結構、出店していますね。

かの有名なMマーク のファストフード店などは、建物の中に店舗が入っていますが、古くから地元で親しまれているタイプのお店は、歩道の上にお店があります。

当然、公共の場所を使って営業している訳ですから、自治体に賃料を払っているのでしょう(どのくらいの賃料が一度、調べて見たいものです)。カフェーのテラス席(シャニガルテン)も賃料を払っている訳ですが、オープンする時期によっては、寒くて賃料だけとられて、収入ゼロ…ということもあるとか。まぁ、商売は大変です。

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さて、スナックスタンドですが、ポピュラーなのはブルストスタンドですね。当ブログでも何回か紹介していますが、地元の方は気軽に立ち寄ってつまんでいます。ブラートブルストとフランクフルターが多いようですが、細長いブロートに穴を開けて、そこにブルストを突っ込むというスタイルの「ホットドッグ」も食べやすいからでしょうか、人気があるようです。

また、日本では考えられませんが、ピザを扱うスナックスタンドも意外とたくさんあります。しかも、ちゃんとスタンド内で焼いているのですよ。これがすごいというか。スナックスタンドでは、さすがにピザを丸ごと買う人はいませんので、ピースに分けで販売していますね。

実は、こちらのピザ屋さんでピザを注文すると「クライン」(小)でも、日本の「中」以上の大きさがあります。最近、フルスペックの食事がお手上げになりつつあるFeriは、ピザは食べたいものの“あの量が… ”。そこで、たまにスナックスタンドで小分けのピザを買って食べることがあります。このくらいでちょうど良いのですがねぇ。

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ところで、最近増えているのが、ご存知、ケバブを扱うスナックスタンドです。ピザと一緒に売っているスタンドもあります。ケバブは、トルコやアラブなどの中近東で普及している料理で、最近は日本でもかなり一般的になってきました。オーストリアでケバブが普及するようになったのは、これはトルコやアラブ方面からの働きに来ている人が増えたことと関係があるようです。

ウィーンでは、垂直の串にスライスした肉を上から刺して積層化するドネルケバブが多いようです。こちらはセンメルなどに挟んで提供されていますね。何と言ってもオペラの停留所にもあるくらいですから、かなり一般的なスナックになったと言っても良いでしょう

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ところで、ウィーンでは日本食がブームになっており、日本人以外の方が経営する日本風料理を出す店が増えていますが、さすがに「純和食のスナックスタンド」は見たことがありません (ウィーンも広いですから、Feriが知らないだけで、どこかにあるかもしれません(他のスナックと一緒に取り扱っているスタンドはあるようですが…)。

恒例のフィルムフェスティバルには、日本食の屋台も出ていますが、鉄板焼きですからねぇ)。なお、非常に狭いお店で本格的な和食・家庭料理を提供しているところは沢山ありますが…。また、ショッテントーアの駅構内には、寿司と焼きそばを販売しているお店が、オペラの地下には寿司を販売しているお店がありますね。

ウィーンで「立ち食いそば屋」か何かがあったら、面白いのですがね。でもできるとすれば、「立ち食い寿司屋」でしょうね。

ところが、さすがというか中華料理に関しては、数は少ないもののスナックスタンドがあります。ただ、中華と言っても中心は麺類ですが。

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シュヴェーデンプラッツ駅は地下鉄と路面電車の乗換駅なので、人通りが多いのですが、ここの地上にも中華のスナックスタンドがあります。実質的には駅と一体になっているので、建物内に入っている店とも言えるのですが…屋号からもわかるように「麺類の専門店」で、焼きそば系が主流です。Feriも近くを通ると、食べたくなるような良い香りが漂ってきます。

ちなみに、ここの店では持ち帰りの需要が多いようで、焼きそばを「縦型の箱」に入れて提供しています。そういえば、よくアメリカのドラマなどでも、職場で「縦型の箱」に入った焼きそばなどを食べているシーンがありますが、あれと一緒です。

また、興味深いのはほとんどのスタンドで ビアを売っていることです。中にはビアサーバーを置いて、生を提供しているところもありますが、多くは缶入りですね。こういったところでもビアを売っているのはオーストリアらしいところです。

こういった「ジャンクフード」というのは、地元の皆さんの「生活の一端」を知ることができて、面白いですよね。色々な人が集まるウィーンですから、今後もちょっと変わったスナックスタンドが出てくると思います


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