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July 11, 2010

シュヴェヒャート空港の「スパイ大作戦」

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今日、7月11日、日本では参議院議員選挙が行われます。この結果によっては、色々と政局に動きがありそうですが、果たして有権者はどのような決断を下すのでしょうか 。また、 ワールドカップの決勝も行われますね。「占いタコ・パウル君のお告げ」では、スペイン優勝だそうですが 何かと話題の多い日曜日です。

さて、先日、アメリカとロシアのスパイ交換がウィーン・シュヴェヒャート空港で行われましたが、その詳細がわかってきました。さすがです。地元のメディアは、かなり詳細にスパイ交換の模様を構外から取材していました

まず、シュヴェヒャート空港に先に到着したにはアメリカのスパイを乗せてモスクワを出発したロシアの専用機でした。

どこの機材を使うかと興味があったのですが、地元マスコミの写真を分析したところロシア緊急事態省所属(MChS Rossii - Russia Ministry for Emergency Situations)のYakovlev Yak-42Dでした。政府機関の航空機を使うところはさすがです。

こちらはマスコミの写真からはレジストレーションは判明しませんでした(記事にはRA-52556というレジストレーションが紹介されていました)。

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その後、アメリカからロシアの美人スパイ一行を乗せた飛行機が到着しました。日本のマスコミでは「民間航空機」とだけした紹介されていませんでしたが、Vision Airlinesという会社に所属するBoeing 767-2Q8/ER(レジストレーションはN766VA)でした(こちらは記事に加えて写真からもレジストレーションが確認できました)。

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この航空会社は、1994年、々ラスベガスを拠点にグランドキャニオンの遊覧飛行を行うために設立した会社のようです。その後、B767、B737などをフリートに加えてチャーター便の運航もはじめたようで、現在、本社はアトランタにあります。しかし、怪しげな…と言っては失礼ですが、アメリカ側はマイナーな会社を選んだものですね。同社のWebサイトによると、チャーター便用の機材ながらビジネスクラスが設置されているようです。話題の美人スパイはビジネスクラスに搭乗したのでしょうかね

両機が使用したスポットは、意外にも建設中の新ターミナル前という外部からも比較的良く見える場所でした。てっきりビジネスジェットが使用するエリアかと思ったのですが…

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両機はスポットに並んで駐機し、カバー付きのタラップを使用して交換するスパイをライトバンに乗せて、相手側の航空機のタラップ下まで運んだようです。

交換終了後、12時30分にロシア機が、45分にVision Airlines機がシュヴェヒャート空港を離陸し、「スパイ大作戦」は無事に完了しました。なお、Vision Airlines機はロンドンに向かったようです。

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なお、今回のスパイ交換について、オーストリア内務省は、その詳細を一切発表していないようです。しかし、「第三の男」の時代から、ウィーンとスパイはつきものなのでしょうかね。

この模様ですが、現在、Webサイトで動画が公開されています。アドレスはこちらです。

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