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July 21, 2010

番外編 ヴェルトハイムシュタイン・トリオ・ウィーン 鶴岡公演

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今日は、番外編をお伝えします。ヴェルトハイムシュタイン・トリオ・ウィーンは、フォルクスオーパーのヴァイオリニストとしてご活躍中の三輪 愛さん、グラーツ歌劇場のチェリストとしてご活躍中の片岡典子さん、ウィーン国立歌劇場バレエ学校のピアニストとしてご活躍中の渡辺泰人さんで編成されています。

日頃、フォルクスオーパーでお世話になっている三輪さんが出演するとあって、半ば無理矢理仕事をくっつけて鶴岡へやって来ました。

地方での公演がどういった雰囲気なのかを知りたかったという面もあります。当初、なぜ、このメンバーが鶴岡で公演をするのがわからなかったのですが、コンサートを企画した「郁の会・鶴岡」会長さんのご挨拶で謎が解けました。

実は、三輪さんのお姉様(ピアニストの三輪 郁さん)が以前、鶴岡でリサイタルを行ったそうです。その際、「郁の会・鶴岡」というファンクラブが結成され、今回、ご縁があって妹さんが所属するヴェルトハイムシュタイン・トリオ・ウィーンの招へになりました(ちなみに地域ごとに「郁の会」というファンクラブがあるそうです happy01 )。

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会場は鶴岡市中央公民館でしたが、「公民館」という名前からはイメージできませんが、実は立派な市民ホールを併設しています。なかなか立派なホールで、室内楽や小規模なオーケストラなどのコンサートには最適でしょう。

ウィーンの雰囲気を楽しんでいただく…ということをコンセプトに曲目がセレクトされたようで、第一部はベートーヴェン作曲のピアノ三重奏曲第四番変ロ長調「街の歌」、ショパン作曲のノクターン第二番、マズルカ第二三番、ワルツ第六番、クライスラー作曲のカプリース、ウィーン小行進曲などが披露されました。

途中、三人が交代でご自身のプロフィールや曲目の紹介を行うなど、アットホームな雰囲気のコンサートでした。やはり奏者の方のお話が入ると、お客さまとの距離感が縮まりますね。夏休みに入ったこともあり、子供さんを連れたお客さまも多かったのですが、皆さん、楽しんでいるようでした。お客さまも300名ほど入っていたようです。

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休憩を挟んで、第二部はウィーンを語る上で欠かせないヨハン・シュトラウスⅡ世の作品で構成されていました。曲目はワルツ「ウィーンの森の物語」、行進曲「とても楽しかった」、ポルカ「クラップフェンの森で」、ポルカ「狩り」、ワルツ「南国の薔薇」でした。行進曲「とても楽しかった」は、今ではほとんど上演されないオペレッタ「くるまば草」に納められている作品で、結構、通好みの選曲ですね。これは意外でした。

もともと山形県はクラシック音楽が盛んな土地ですが、今回のコンサートを企画した「郁の会・鶴岡」の皆様の熱意には、本当に頭が下がります。また、「郁の会・東京」の皆さんも応援に駆けつけるなど、出演者の人柄が感じられるコンサートでした。

ところで、ヴェルトハイムシュタイン・トリオ・ウィーンは、三人がウィーン国立音楽大学でともに学んでいた2000年秋に結成されたもので、2002年秋から定期的に来日公演を行っています。

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ピアニストの渡辺さん以外は、座付きのオーケストラメンバーなので、演奏する機会は非常に多いものの、必ずしも自分たちが演奏したい曲が弾けるわけではありません。そのためか、当日は皆さん、日頃とは打って変わってのびのびと演奏しているように感じられました。このように考えて見るとオーケストラメンバーが、気のあった仲間とトリオなどを組んでコンサートを行う理由が少しわかったような気がします。

演奏会終了後、ホテルへ引き上げようとしていたところ、「郁の会」メンバーの方から声をかけていただきました。日頃、フォルクスオーパーで三輪さんの演奏を観ているという話をしたところ、“これから奏者の皆さんも交えて、スタッフで打ち上げがあるのですが、Feriさんいかがですか?”と誘っていただきました。平素、素性をあまり明かさないFeriですが、三輪さんからも声をかけていただき、飛び入りで打ち上げに混ぜていただくことになりました。

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地元のおいしいお料理と bottle お酒に舌鼓をうちながら、音楽談義に花が咲き、楽しいひとときを過ごすことができました。今まで、座付きオーケストラの奏者とじっくりと話す機会がなかったのですが、日頃、Feriが感じている疑問をぶつけてみました。こちらも非常に楽しかったですね。写真は打ち上げでの皆さんですが、リラックスしていて良い表情ですね happy01

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鶴岡という街は、お恥ずかしい話、Feriは今までゆっくりと見たことがありませんでした。今回、コンサートの前に時間があったので、街の中心部を巡ってみましたが、旧鶴岡城を中心とした、歴史のある大変雰囲気の良い街でした(いわゆるFeri好みの街 good )。

庄内藩の時代から教育には熱心で、致道館という藩校が残っており、公開されています。一方で、西欧文化を受け入れる土壌もあるようで、木造の鶴岡カトリック教会天主堂(国の重要文化財)が街の中心部に建っています。最近では、「映画の街」をキャッチフレーズに映画のロケーションを積極的に誘致し、町おこしを図っているようです。確かに、ロケーションに使えるような場所がたくさんありそうです。

なお、ヴェルトハイムシュタイン・トリオ・ウィーンの皆さんは、この後、各地で公演を行うようですが、23日には東京公演が予定されています。詳しくはAustria-fan.comの「来日公演情報」をごらんください。

最後になりましたが、突然の乱入にもかかわらず、温かく迎えてくださった「郁の会」メンバーの皆様、本当にありがとうございました。

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