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August 06, 2010

8の字ダンスとノーベル賞学者

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今日は「オーストリア出身のノーベル賞学者のお話」です。先日、日本の テレビで興味深い情報を得ることができました。

たまたま、日本でテレビ東京で山田養蜂場さんがスポンサーになっている番組「Beeミュージアム」(ミツバチにまつわる話題を提供するスポット番組、毎週水曜日の20時54分~21時00分)を見たら、ミツバチのコミュニケーション手段である「8の字ダンス」のエピソードでした。

この「8の字ダンス」の意味を究明したのが、オーストリア出身のノーベル賞学者(動物行動学)カール・リッター・フォン・フリッシュ(Karl Ritter von Frisch、1886年11月20日~1982年6月12日)さんです。

彼は1973年にニコ・ティンバーゲンさん、コンラート・ローレンツさんと共にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。主に動物行動学という学問分野の創設に大きな功績を残したことで知られています。

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フリッシュさんはウィーンの出身ですが、ミュンヘン大学で研究を行っています(最初はウィーン大学の医学部に入学したそうですが、医学の素質がないと考え、ウィーン大学を退学し、ミュンヘン大学の動物学科に移ったそうです。第二次世界大戦後は、ミュンヘン大学が破壊されたこともあり、一時、グラーツ大学に在籍していたとか)。

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興味深いのは、別荘がオーストリアのザルツカンマーグート、サンクト・ギルゲンにあり、当時、この別荘でミツバチの生態を研究していたようです。ザルツカンマーグートならば、ミュンヘンからも近いですし、研究の拠点としては最適だったかもしれません。

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番組ではお弟子さんにあたる方が登場し、研究の模様を紹介していました。ミツバチは、蜜がある花を発見すると、その情報を太陽の位置を起点とした情報に変換し、独特の「8の字ダンス」により仲間に伝えているとか…

さらに巣箱から花までの距離情報は、羽をすり合わせることで発生させる発音時間で、仲間に伝えているそうです 。言葉は話すことができなくても、見事な情報伝達能力と言えるでしょう。Feriも初めて知りました。

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フリッシュさんは、こんなミツバチに畏敬の念を持って接していたそうです。Feriは、生物学の分野には疎いのですが、こういったすばらしい学問的業績を上げている方がオーストリアにはいらっしゃるのですね。

なお、8月11日の「Beeミュージアム」では、「オーストリア編 伝統!養蜂小屋とミツバチ」が放送されるそうです。こちらも、興味がありますね


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