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August 11, 2010

メルビッシュの舞台裏を覗くと…

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今日は「メルビッシュにまつわるお話」です。

saraiさんから、今年のメルビッシュ観賞のご報告を頂きましたが、Feriは、まだ観ておりません coldsweats01 。「諸般の事情」から、例年、シーズンの終わり頃に観ています。そのため、詳細なレポートはしばらくお待ち下さい(レポートをご覧になった頃には、今シーズンの公演は終わっていますので、役に立ちませんね pout )。シーズン終盤になっていると、キャストもこなれてきていて(逆に疲れてくるという説もありますが…)、良い演技が期待できる…というのは「表向きの理由」です。

昨年は大変残念ながら、2日間ともアイゼンシュタットからレンタカーで行くはめになってしまったのですが、やはりアプローチを大切にするFeriとしては、 ship 船で入りたいですねぇ。ちなみに、今年もレンタカーになってしまいました weep 。だから「基本的に禁酒」です bearing 。もっともsaraiさんのようにウィーンから bus チャーターバスで行けば、たっぷりと wine 飲めるのですが、以前から、メルビッシュ付近に泊まることが習慣になっているものですから…happy01

さて、船で行くと、メルビッシュの船着き場に到着する直前、会場(舞台)の裏側をちょっとだけのぞくことができます。本来、舞台裏は見せないのが、オペレッタやオペラの原則なのでしょうが、これだけは完全に覆うのは難しいので、やむをえないところでしょう。

ご存知のようにメルビッシュの「舞台」そのものは湖に張り出しており、頑丈な鉄筋コンクリート造りです。客席側に演出でも使う運河が設けられているほか、舞台の下にはオーケストラピットもあります。舞台がコンクリート製なので、 car 自動車や馬車が走るのは全く問題がありません。

肝心に舞台装置は、このコンクリート製の舞台上に設営されている訳です。ただ、通常の劇場と異なり、緞帳を下ろして舞台装置を転換するという方式がとれないため、舞台装置(大道具)は前後、左右への移動で場面転換に対応するようになっています。

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大道具は巨大であると同時に、多数の人が乗ったりするため、一定の強度が求められます。で、裏側(湖側)から観ると、鉄骨をトラス状に組んだ柱が使われていることがわかりました。これが骨組みとなっており、その上に張りぼてが付いているようです。

また、当然のことながら、内側にも照明設備がついていることがわかります。考えて見ると、照明設備がなければ、歌手やスタッフの皆さんが、大道具の中を移動することができませんからねぇ。

本物の建設現場を思わせる、かなりしっかりとした作りです。そういえば、先日、プルミエの時、台風並みの悪天候で舞台装置が倒壊するのでは…と言われていましたが、こういったしっかりした作りによって、難を逃れたのかもしれません。

なお、恒例となっているエンディングの花火は、湖状に浮かぶ台船があり、そこから打ち上げています。実際には舞台とはつながっていないようです。さすがに舞台上で打ち上げるのは、リスクがありますからね。

余談ですが、2011年(来年)の演目はヨハン・シュトラウスⅡ世の「ジプシー男爵」に決まっているのですが、すでにオンラインでチケットの販売(実際は予約)が始まっています。今ならば、比較的よい場所を確保できるので、VIPロジェなどをご利用になりたい方は、お早めにどうぞ(Feriはメルビッシュから何ももらっていません。念のために coldsweats02 )。 ticket チケットは日本へ mail 郵送してくれますが、実際には秋以降の発送となります。

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オペレッタ |

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Comments

Feriさん、saraiです。

確かにステージのすぐ裏の水路を船が通っていました。あれでは、舞台裏を隠すのは無理でしょうね。

野外の劇場は初体験でしたが、悪天候への対処は大変でしょう。特に背の高い舞台装置は強風への対応に神経を使っているようですね。ザンクト・マルガレーテンでも開演直前までロープで舞台装置を固定していました。メルビッシュは相当の風が吹いていましたが、大型の舞台装置は問題なく移動していました。

でも、悪天候で大変なのは出演者の方です。メルビッシュは強風だけでなく、寒かったのですが、ベネチアのシーンで海水浴するところがあり、水着姿の男女が寒さにめげず、湖に飛び込み、観客から感動?の拍手を受けていました。
あの人たちは風邪をひかなかったんでしょうか?

流石の役者魂、これは世の東西を問いませんね。

Posted by: sarai | August 13, 2010 at 08:44 PM

saraiさま、コメント、ありがとうございます。
幸いferiは今までメルビッシュで、強風に見舞われたことはありません。
確かに強風になると大道具が大きいだけに大変でしょうね。
ところで、歌手の方が一番苦労するのは「虫対策」だそうです。実際、テレビ放送などでアップになると、大変なことがよくわかりますね。

Posted by: Feri | August 14, 2010 at 03:35 PM

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