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October 10, 2010

フォルクスオーパー・スペシャル「Lehár, Straus & Stolz」

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今日はフォルクスオーパーの「オペレッタにまつわるお話」です。

今シーズンは、残念ながら9月にオペレッタのプルミエはありません。例年、楽しみにしていただけに、feriにはショックでした。その代わり、「Lehár, Straus & Stolz」というオペレッタ・ガラコンサートが企画されました。このプログラム、当初はオペレッタのジャンルだったのですが、最終的にはスペシャルに位置づけられたようです。

本来はプルミエに行きたかったのですが、都合が付かず、10月に入ってから観ることができました。一部の公演では、キルヒシュラーガー(Angelika Kirchschlager)さんが出演しています happy01 (9月7日と10月26日)。

さて、「Lehár, Straus & Stolz」のプログラムですが、前半がフランツ・レハールオスカー・シュトラウスのオペレッタもの、休憩を挟んで後半がロベルト・シュトルツのオペレッタやウィンナリートという構成でした。シュトラウスといっても、ヨハンのようではなく、オスカーの方というのが、渋いですね confident

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司会と解説は、おなじみのChristoph Wagner-Trenkwitzさんが担当していました。クリストフさんは、真面目な顔をして、冗談を言ったりしますから、結構、お客さまの受けは言いようです。当日も、“三人合わせると400年になります”と言っていました coldsweats01

feriが見た時は、指揮はGuido Mancusiさんが務めました。今回はガラコンサートなので、舞台奥にオケのメンバーが控えているが、舞台手前にはピアノも置かれています。途中、ピアノが入る場面があるためで、ピアニストはWolfgang Fritzscheでさんした。

キャストは女性陣がMartina Dorakさん、Elisabeth Flechlさん、Ursula Pfitznerさんの三名。男性陣がOtoniel Gonzagaさん、Wolfgang Gratschmaierさん、Oliver Kookさん(韓国系の方、「椿姫」でもアルフレード役で出演しています)、Morten Frank Larsenさん、Sándor Némethさん、Sebastian Reinthallerさんの六名でです。

前半はレハールやオスカー・シュトラウスの作品でも、耳なじみのない曲が多かったですね。明らかに通好みの選曲です。こういうところが、フォルクスオーパーらしいところで、好きですね coldsweats01

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さて、休憩前にちょっとしたサプライズ。クリストフさんが、「今日のプログラムに乗っていないのですが、飛び入りでゲストの参加です」といってアジア系の男性(ご年配)が登場し、突然、「微笑みの国」の名アリア「ただ、微笑むだけ」を歌い出しました。なかなか堂々たる歌いぶりで、びっくり仰天 happy01

後日、調べたところOtoniel Gonzagaさんというフィリピン出身のオペラ歌手であることがわかりました。主にオペラ(40演目以上)に出演している方で、オペレッタでは「ジプシー男爵」(Barinkay役)と「微笑みの国」(Prince Sou Chong役)に出演したことがあるようです。feriは知らなかったのですが、こういったすばらしいアジアの歌手がいらっしゃるのですね。なお、このサプライズは毎回やっているのかどうかは、不明です。

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そして、第一部の最後は、Ursula PfitznerさんとMorten Frank Larsenによる「メリーウィドウ」のハイライト、「唇は語らずとも」でした。途中から、前半のメンバーが全員加わり、幕となりました。しばらく「メリーウィドウ」とはお別れですから、感慨深いものがありますね confident

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休憩を挟んで、後半はシュトルツの作品になりましたが、お客さまの反応を見ていると、シュトルツのメロディはウィーン子に人気が高いことがよくわかります。

また、feriが好きなSándor Némethさんは、第二部だけの出演でしたが、「味のある歌」を披露していました。当ブログでも何人かの方からご感想を頂いていますが、確かにお歳を召しています。しかし、独特の雰囲気は良いものがありますね。是非、今後も活躍して欲しい歌手の一人です。

なお、ご参考までに当日の演奏曲目をご紹介します(プログラムからの転載なので、サプライズは含まれていません)。

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このコンサートですが、最後は客席から自然と手拍子が出るなど、なかなかアットホームな雰囲気を味わうことができるものでした。どなたにもお勧めできるものではありませんが、ディープなオペレッタファンの「あなた」には、必見です heart04


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