謎のオブジェ
今日は「ちょっと変わったオブジェのお話」です。
ウィーンの街の中を歩いていると、「文化の香りが高い都市」だけあって、時々、ちょっと風変わりなオブジェや芸術作品を見かけることがあります。
先日、グラーベンに行ったところERST銀行の向かいで、著と変わったオブジェを見つけました。金属製のタワー(ちょうどテニスの審判台みたいな雰囲気ですが、かなり高いですね)の上に、やたらに鼻が長い人形が載っているのです。そして、長い鼻の先端からは、クモのようなオブジェがぶら下がっています。
最初は、単なる芸術作品かと思ったのですが、よく見ると 「火のついたタバコのオブジェ」
が街灯の上に取り付けられていました。ごていねいに、火の部分には電気がつくようになっています。
この「タバコ」ですが、日中はあまり目立たないのですが、夜間になると、俄然、存在感を発揮します。夜の方が俄然、インパクトがあります。
さて、問題は「いったいこれは何なのか」ということです。常識的に考えると、電飾までしてあるのですから、ちょっと趣向を凝らした「喫煙所のマーク」と考えるのが普通です。
Feriも、そう考えたのですが、このオブジェの下には灰皿や吸い殻入れが設置されていないのです。そうすると、はやり芸術家の方が作成した「たばこをモチーフにしたオブジェ」ということになりそうです。
「どのようなコンセプトに基づいた作品なのか」、ぜひ、知りたいところです 。
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